画像やリンクが無効になっている可能性もあるのでご了承下さい。
この度、TaoTronics より VAVA Voom VA-SK002 のご提供を頂いたのでレビューをお送りする。
本製品は AptX コーデック対応 Bluetooth 4.0 ワイヤレススピーカー (8+8W) となっている。IPX5 等級の防水機能を有しているので、殆どのシチュエーションに於いてサウンドを出力可能。
更には 5,200mAh のバッテリーを内蔵しているので、10 時間の連続使用も可能な上に USB 端子よりスマートフォンといったデバイスの充電をも行う事が出来る。
技適マーク表示有り 技適番号 204-520225
パッケージ
パッケージ内容
本体に加えて付属品としてはキャリングポーチと MicroUSB ケーブル、ステレオミニピンケーブル、マニュアルが同梱されている。
製品外観
本体トップにはコンソールと電源ボタンの左側にはバッテリー残量表示用 LED、中央付近には Bluetooth 接続時のステータス LED が付いている。高輝度な白色 LED である。
防水機能を有しているので、インターフェイス類はゴムキャップの下に隠れている。勿論外部入力だとか充電中には防水機能は一切効かないから要注意である。
スペック
- Bluetooth Version : 4.0 +EDR
- Bluetooth Profile : A2DP, AVRCP, HSP, HFP
- コーデック : AptX
- マイク : 無指向性コンデンサマイク
- ドライバー : 2x2inch フルレンジドライバー
- 通信距離 : 10m
- 充電入力 : 5V/1.5A
- 充電時間 : 6 時間
- 防水等級 : IPX5
- 使用温度範囲 : -10~45 度
- 保管温度範囲 : -30~60 度
- 重量 : 694g
- サイズ : 192.5 x 71.5 x 60.5 (mm)
使い方
開封時にはバッテリー残量 LED が 2 つ点灯 (残量 33~66%) を示していたので、念のために満充電をしておくと良い。
電源投入時には自動でペアリングモードに移行するので、スマートフォンから Bluetooth 機器の検索を行いペアリングを行う。デバイス名は 「VAVA VOOM20」と分かりやすいので迷わないハズ。
尚、本製品は 2 台までのマルチペアリングに対応している。1 台目のデバイスと接続出来ない場合には本製品電源投入時に再度ペアリングモードに移行するので 1 台目と同様の手順で 2 台目のペアリングを行えば良い。
ペアリングさえ行ってしまえば、あとは接続したスマートフォンといったデバイスから音楽を再生するのみである。
音質チェック
Sony Xperia X Performance にてプリインのミュージックアプリを用い、DreamTheater Greatest Hit: & 21 Other Pretty Cool Songs よりハードなプログレッシブロックから静かなバラードまで数曲チョイスして試聴を行った。
音の第一印象としては「分厚い重低音が凄い」であった。小さいボディであるにも関わらず、かなりしっかりとした重低音をドライブしてくれる。反面、低域と中域が多少強くなってしまっている感じがするので曇った印象がある。これはどちらかというと、屋外で使う場合によくあるチューニングだろう。室内で使用する場合、この辺りをイコライザーで調整してあげるとすっきりクリアに高音域まで音の鳴りが良くなるのでオススメである。
全体的にはレベルの高い音質を持った製品であると言える。
おわりに
この VAVA Voom ブランドのスピーカーは 2 製品目の試用であるが、本製品も例に漏れずなかなかの品質に音質を保持しており、デバイスを充電可能なバッテリーを内蔵するなどと機能性にも優れている。
コンパクトで重低音をスカッと出すことの出来るワイヤレススピーカーを探しているのであれば、まずオススメできる製品であると思われる。
また、海外製ではあるが技適マークの正しい表示も成されているので日本国内に於いても安心して使用が可能。
コメント
APT-Xで防水対応のスピーカーを色々調べましたがココが素晴らしく良かった