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今まで SD カードリーダーとしては Transcend RDF5 という USB メモリのような形状をした製品を使用してきた。しかし、USB 端子に直結するので SD カードの脱着が若干面倒というかデスクトップ PC には向かないかなと感じ始めた。
そんなこんなで同 Transcend 社製 RDF8K に買い換えることにした。
パッケージおよび付属品
ご覧の様に RDF8K は USB ケーブルで接続してカードリーダー部分を PC 本体から若干離れた所に設置する事が可能な作りとなっている。
RDF8K 外観
フロントに SD カード、microSD カード、CF カードのスロットが存在する。筆者の使用目的は主に SD カードなので使いやすいスロット配置である。
リアにはなんだかメモリースティックのスロットもあった。こちらは全く使う予定も無いのでリアであろうと構わない。逆にメモリースティックをメインに使う場合には結構使いにくいと思う。
ボディサイズは 67 × 45 × 15.2 [mm] と非常に小ぶり且つ 32g とかなり軽量である。
ボディトップは半透明になっていて青色 LED によるアクセスランプが付いているので、SD カードなどのメモリーカードへのアクセス状況も視認し易い。アクセスランプは青色で常時点灯し、アクセス時には点滅する仕組みとなっている。
対応メモリーカード
RDF8K で読み書き出来るメモリーカードの種類は次の通り。
- SDHC, SDXC (共に UHS-I 迄)
- microSDHC, microSDXC (共に UHS-I 迄)
- MS, MSXC
- CF (UDMA7)
使用感
PC のリアにある USB 3.0 端子よりケーブルを伸ばそうとしても、筆者環境では長さが足りなかった。そこで、手元まで伸ばしていた USB 3.0 対応ハブに接続をし、キーボードの横で尚かつマウスの正面あたりに設置を行った。
ただこれだけでは RDF8K 本体が軽量すぎて SD カードを差そうとしても動いてしまうから底面に粘着力の低いマスキングテープで軽く止めておく程度に固定をしておいた。写真に写ってる黄色ぽい物がチョロっと出ている物がそれだ。
PC に接続がされると、エクスプローラーからは新たに USB ドライブとして 3 つ追加されるのが確認出来る。
3 つ全てが “USB ドライブ” と同一なので、どれが SD カードスロットに対応しているのかが挿してみないと分からないからドライブレターを変更することで対応した。未使用の Z を割り当て、Z ドライブが SD カードスロットと分かりやすい様に。
挿せば分かるんだからそんなことしなくても… と思ったがそこはまぁ気持ちの問題という事で。
また、SD カードと microSD カードは同一ドライブに接続されるので、同時使用は不可能だ。
おわりに
肝心な用途を最後に書く形となったが、一眼レフカメラで撮影したデータを読み込む事が目的となる。その為、1 枚あたり 20MB 前後になる RAW 画像を GB 単位で読み込む為には最低 USB 3.0 対応である事が必須である。
本製品は速度も正しく USB 3.0 対応品その物であるから SD カードのスペックを UHS-I までならフルに引き出せている。
USB 3.1 対応で UHS-II にまで対応したモデルも存在したが、筆者はそこまで必要としていないので若干安い RDF8K を選んだというわけになる。
ともあれ手に近い位置へ設置出来て読み込み速度の劣化も認められないので、これは買って良かったと強く思う製品であった。
USB 3.1 接続による UHS-II まで対応したモデルはこちら
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