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この度、SoundPEATS より Q16 のご提供を頂いたのでレビューをお送りする。
本製品は Bluetooth ワイヤレスイヤホンでありつつ、左右のハウジングを繋ぐケーブルがない珍しいタイプの製品である。
対応するオーディオコーデックは AptX を始めとして SBC や AAC にも対応とされている。マルチポイントペアリングにも対応している所もポイントだろう。
技適マーク表示有り
パッケージおよび付属品
高級感のあるパッケージに納められている。
パッケージ背面の上部に技適マークの表示があるので、安心して使用可能である。
付属品の中でも目を惹くのは充電ケーブルだろうか。左右が独立した製品なので各々を充電しなければならないのだが、この二股ケーブルのおかげで USB 1 ポートで左右同時に充電する事が可能だ。
マニュアルも付属しているが、中身は全て英文となる。苦手な方はちょっと最初に苦労するかもしれない。
製品外観
ご覧の通りに左右のハウジング同士を繋ぐワイヤーまでもがない完全ワイヤレスになっている。
各々に操作ボタン 3 つとマイク、充電端子が設けられている。
スペック
- Bluetooth Ver. : 4.2
- 対応プロファイル : HFP 1.6, HSP 1.2, A2DP 1.3, AVRCP 1.6
- Bluetooth チップセット : CSRA64210
- 通話ノイズキャンセリング : CVC 6.0
- 最大通信距離 : 10m
- 対応オーディオコーデック : AptX, SBC, AAC
- 連続使用時間 : 6 時間
- 充電時間 : 1~2 時間
- サイズ : 48x40x32mm
- 重量 : 24g
SoundPEATS Q16 の使い方
先ずは左右のハウジングを充電しよう。付属の二股の MicroUSB ケーブル 1 本で済む。充電中は赤色 LED が点灯するので、これが青色に点灯したら充電完了の目印となる。
次にペアリングだが、これは R と書かれた右側のハウジングにあるマルチファンクションボタン (3 つあるうち真ん中のボタン) を電源の切れた状態から 8 秒ほど長押しする事でペアリングモードに入る。
あとはスマートフォンなどのデバイスより Bluetooth 機器の検索を行い、ペアリングを行う。
次に L と書かれた左側のハウジングの電源を入れる。これもマルチファンクションボタンを長押しする。ペアリングが完了した状態で左側のハウジングも電源がはいると、左右同士でも接続が完了する仕組みになっている。
尚、右側のみ電源入れて少し待つと片方だけの使用でも可能になることが確認出来た。通話用としても使う事が出来るので、用途に応じては片方だけという使い方も良いだろう。
電源を切るときは右側のハウジングにあるマルチファンクションボタンを長押しするだけで左右同時に電源を切ることが出来る点は便利。
音質チェック
筆者所有の Xperia X Performance へのペアリングを行って試聴してみた感じだと、低音の無理な強調もなく聞きやすいと感じる音であったが、少し物足りないかなと感じた。イコライザーで低音を若干上げても素直に低音の音圧が上がる印象もなかったので、ドライバーの特性からして低音はさほどドライブしないタイプであると思われる。
中高域に関しては嫌な感じも無く自然と感じたので、本製品の様な左右もワイヤレスな珍しいタイプの製品としては及第点だろうと思う。
全体的な音像としてはほんのすこーしだけ明瞭さが足りないかなという印象もあった。
ただ、本製品最大の特徴である左右ハウジングまでもがワイヤレスである為、ケーブルが衣服に触れたり擦れることで発するタッチノイズが発生し得ない点は素晴らしい所だ。
おわりに
左右のケーブルすらない完全なワイヤレス製品を試すのは今回が初めてだったが、実際の所凄く快適な装着感と機動性が得られて感動した。
持ち歩く時に片方忘れたなんて事があると使えないので、ここぞとばかりに付属品のキャリングポーチも活用したい所だ。
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