[PR Review] Loctek S1L / ガス圧式ノートパソコンアーム

Review
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 この度 Loctek よりガス圧式ノートパソコンアームである S1L のご提供を頂いたのでレビューをお送りする。
 本製品はガス圧式アームの先端が 500x330mm の天板になっており、ノートパソコンを乗せることで立ったまま使う事も出来るし、任意の場所でホールドすれば机の上のスペースを確保することも出来て使い方次第で用途が広い製品となる。

製品概要

 使用可能なノートパソコンのサイズとしては 10~17inch、重さとしては 1~7kg とされている。特に重さに注意しておけばノートパソコン以外の物でも乗せて任意に動かすような使い方も出来るだろう。

製品内容

梱包内容

 次の写真は天板を保護している段ボールを外した上で撮影している。実際には先ず段ボールが見えるので保護はしっかりと成されている。

 天板を取り出すとその下にアームや固定プレート等々が詰め込まれている。

 固定に使用するネジは全て六角レンチを用いる。使用箇所別に A, B, C の 3 種類に分別されている為に何を使うべきか分かりやすくて良い。

 左がアーム固定用のプレート、右がアーム先端に取り付ける天板固定用プレートになる。ずっしりと重みがあるので耐久性も十分過ぎるだろう。

 クランプの部分は分かれた状態で付属する。これを上記写真のプレートへネジ止めすることでクランプになる。

 取り付けに必要な六角レンチやアーム固定リング、カバー、滑り止め用ゴムも付属する。

 そしてこれがガス圧式のアーム部になる。黒いプラスチック部分はケーブルアンカーとなっているので、AC アダプターのケーブルやその他必要なケーブルを通しておくことが可能。

 背面用のケーブルカバーも付属するので、アームのケーブルアンカーを通した上でこのカバーも通すとケーブルマネージメントも容易になる。

 本製品はアームの固定には支柱を用いる方式となる。この為、上下の位置調整が細かく出来る様になる。

 支柱のベース部分にキャップが付いていたので、なんだろうと外してみたら中は空っぽだった。恐らく USB ハブが付いた他製品とパーツが共通部材なのだろう。

組み立て

 要となる部分は支柱とクランプ部分の組み立てにあり、天板はネジ 4 本で固定するだけとなる。

 順を追って説明してみる。

 先ずはプレートと支柱をネジ止めする。支柱の裏には滑り止め用ゴムを貼り付けてしまおう。

 クランプの丸い金属部分にも写真の様に滑り止め用ゴムを貼り付ける。これがないと滑ってずれたり机の天板裏が削れてしまう可能性も。

 クランプ部分と支柱に付けたプレートを固定する。一般的な机では一番支柱寄りのネジ穴位置に固定すれば良いだろうかと思う。あまり遠い位置でネジ止めすると調整し辛くなる。

 お次はアーム先端へのプレート固定。
 ネジを 4 箇所適当に入れて仮止めしたあと、しっかりと位置を決めながら対角に本締めすると綺麗にネジが締まる。

 アーム先端にプレートを固定したらネジの見える部分にプラスチックカバーをはめ込む。これで見栄えも良くなる寸法だ。

 アーム本体を支柱にセットする際には先に固定リングを入れて任意の高さを設定したあと、ネジを絞めて固定。その上からアームを通してあげる事となる。
 アーム側のネジは締めすぎると左右転回が重くなるので自分自身で程よい調整が必要だ。

 支柱とベース部分にもネジがある。開封した時点でガッチガチに締められていたが、一応がっちり締まっているか確認しておこう。緩い状態だと恐らくすっぽ抜けて危ないハズ。

 最後に天板の取り付け。アームを机に仮設置してから下からのぞき込むようにしてやると楽に出来た。こちらもまた仮止めをしたあと、対角に本締めしていく方が良い。

ガス圧調整

 初期状態ではガス圧がかなり強い状態となっていた。
 今回試用する上で 12.1inch のノートを持って来たので、できるだけ弱くなるようにマイナス方向へ出来る限り回して弱くしておいた。

設置例

 支柱のベース付近に付属のケーブルアンカーをはめ込んで居る状態で背面から眺めると次の様になる。

 ケーブルカバーを用いれば見た目も綺麗にケーブルマネージメントが可能になるだろうけど、背面にすこしスペースが必要となるので必要に応じて装着となるだろうか。

使用例

 今回乗せてみたノートは ASUS UL20A という 12.1inch のノートパソコン。
 まだまだスペースに余裕があるので、サイドにマウスを置いて使うことも十分出来るだろう。

 ノートを載せた状態でこの様にアームを直角水平にセッティングする事も出来た。

 ノートパソコンのみならず、フルサイズのキーボードを乗せることも出来たので必要なときだけキーボードを使いたい様なシチュエーションに於いても有用に扱える。
 筆者は机の上にキーボードが 2 枚あるが、ネットワーク経由で 1 台を共有しているのでもう片方を使う機会は希。なのでこうしてアームに乗せて必要なときだけ引っ張ってくれば机の上を広くする事もできる。

おわりに

 ガス圧式となるとディスプレイアームしか思いつく物がなかったので、本製品はかなり目新しい印象をうけた。
 高さ調整も自在なので、立ったまま操作して仕事をするなんて言うことも最近では一部流行らしいからこういったノートパソコンアームの需要も高まってくるのかなと感じる。
 もちろん限定されたスペースを有効活用するためにノートパソコンに限らずとも幅広い用途を示してくれる良い製品だと感じた。

著者プロフィール
ぶっち

本格的に PC へ触れ始めてたのは 1990 年位から。
興味は PC 全般。OS は Windows と Linux などを嗜む。
プログラマやネットワークエンジニアを経てフリーに活動している 2 児の父な 40 代半ばのおじさんです。

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