[PR Review] dodocool DA90B / ハイレゾ対応イヤホン

Review
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 この度、dodocool より DA90B のご提供を頂いたのでレビューをお送りする。
 本製品はハイレゾ対応の有線式イヤホンである。ハイレゾとは主に人間の可聴域を遙かに越えた 40kHz 以上の帯域をドライブする事が出来る製品を指す。

製品概要

 外箱は無く、不透明な袋にキャリングケースが入っている。
 ケースはソフトタッチでサラサラした素材になっていた。

 同梱内容は次の通り、イヤホン本体とイヤーピース、マニュアルとなっている。

製品外観

 コンパクトなハウジングはプラスチック製。イヤーフックとなる部分は少し固めのゴムになっていた。

 リモコンにはスイッチとマイクが装備。スマートフォンで使用する場合にはハンズフリー通話も可能。

 ピンは金メッキ処理済みの四極ミニピン。
 ハイレゾロゴがタグ付けされている。このロゴを取得するには日本オーディオ協会の定めるスペックを満たす必要がある。dodocool の名義で会員名簿への記載は無かったので非会員となるだろうからこの場合はトータル $2,850 も支払う必要のある物だとか。
 別にロゴがあるから高性能という訳でもないので余り気にはしない。
 若干タグシールの貼り合わせがズレているのでベタ付く方が気になる。

装着感

 ハウジングの形状、サイズやイヤーピースのサイズからして装着感に於いて大きな問題は感じられない。
 ただ、ハウジングの素材がプラスチックなので値段なりの安っぽさが装着感にも現れてしまっていた。
 後述する音質との関係上、非常にここは勿体ないのでもう少しハウジングの素材にコストをかけても損はしないだろうと強く思うところ。

音質チェック

 本製品を Xperia XZs に接続してプリインアプリのミュージックアプリで試聴を行った。
 先ずは特にアプリの機能を用いずに聞いて見たが、全体的に明瞭度は十分に得られて透明感ある音がドライブされた。
 音のチューニングも筆者好みのフラットに近い調整になっていたが、若干高音域にピークを感じた。
 低音は弱めの調整になっているので非常に聞きやすい音になっていたので、全体的な印象としてはかなり良い
 イコライザーに関しては無調整のフルフラットでも問題は無いが、ほんの少し手を加えるだけで更に音はよくなった。

 次にハイレゾ対応という事だがハイレゾ音源が無いので、これはアプリの機能を用いるほか無かった。
 具体的には DSEE HX という機能であり、ハイレゾ音源でなくてもハイレゾ音源相当に再生帯域を広げるような機能だ。

 これによりハイレゾ特有のクリアさと広がりが若干増したと感じた。

おわりに

 人間の可聴域を遙かに越えた周波数を再生するので正しくその周波数帯を聞き分けるのは不可能。
 ただ、全体的に非常にクリアに聞こえる傾向があると思っているので、ハイレゾ対応だから高音質であるという保証も無くチューニング次第になる。
 その点本製品はハイレゾ対応がどうのよりもバランス良く調整されたチューニングされているので廉価帯であるにもかかわらず、かなり頑張っている良い音を聞くことが出来る。
 コストパフォーマンスがかなり優れた製品であると言える。その分、ハウジングの作りの安っぽさだけが凄く持った無いなと感じた次第だ。

割引きクーポンコード

 Amazon.co.jp で本製品が 20%OFF になるクーポンコードを提供頂いたので掲載する。有効期限は 2017/09/10 までとなる。
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著者プロフィール
ぶっち

本格的に PC へ触れ始めてたのは 1990 年位から。
興味は PC 全般。OS は Windows と Linux などを嗜む。
プログラマやネットワークエンジニアを経てフリーに活動している 40 代も後半に入ったおじさんです。

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