[PR Review] TaoTronics TT-SK017 / Bluetooth ワイヤレス対応サウンドバー

Review
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 この度、NBD Japan より TaoTronics TT-SK017 のご提供を頂いたのでレビューをお送りする。
 本製品はサウンドバーというスピーカーの部類になる製品であり、一体型にしてステレオサウンドを 18W+18W 合計 36W でドライブ可能な物となる。
 Bluetooth ワイヤレス対応でスマートフォンからの利用も可能且つ、付属の光ケーブルでデジタル接続も可能だしステレオミニピンケーブルによる外部入力にも対応した万能なサウンドバーである。
 リモコンで電源 ON/OFF や入力切り替え、ミュート、ボリューム操作が可能だから非常に使いやすい。

製品概要

 同梱内容は次の通り。動作に必要な物はケーブルを含め万全に揃っている。

 特にこの外部入力用のケーブル。光ケーブルまで標準で付属するのは非常に珍しい。

 リモコンは別途単四電池が 2 本必要となる。スピーカーの電源 ON/OFF といった操作にはリモコンが必須となる。
 操作可能な項目はリモコンのスイッチにある物が全てで、電源 ON/OFF、ミュート、ボリューム操作、入力切替となる。Bluetooth 接続時にのみ再生操作が出来る。

 付属の AC アダプタは 18V 2.2A 出力となる。

製品外観

 サウンドバー本体サイズは 550x63x88 [mm] となっている。大きすぎず小さすぎずと言った感じで設置のし易さは抜群であると感じている。

 背面には入力部他ウォールマウント可能な部品が付いている。付属のネジ穴の位置決め用台紙を用いて壁にネジを取り付けると寸分狂い無く壁掛けタイプのサウンドバーとしても利用可能だ。

 入力端子部分を見ると LINE IN としてステレオミニピン端子、OPTICAL として光端子接続、DC IN にアダプタを接続するようになっている。
 外部入力選択は付属のリモコンより行うことが出来る。

音質チェック

 Bluetooth 対応サウンドバーであるので、先ずは Bluetooth 接続にて音質チェックを行った。

 第一印象としては「癖の少ない素直な出力」と言った所だろうか。良くある低音を重視するあまり中高域が曇ってしまうと言ったような事もなく、全音域がストレートに出てくれるので聞きやすい音であった。

 次に光接続による音質チェック。TV や PC との接続を想定した使い方だが、筆者としては Bluetooth 接続を主体とするよりも断然こちらの使い方を強くオススメしたい所。

 この様にディスプレイの下に本製品を設置すると狭いスペースに自然とマッチする。そしてサイズ感。23inch ディスプレイと横幅が殆ど同じなので一体感も抜群。
 Bluetooth はそもそも送信時のエンコードと受信時のデコードにより音質は確実に劣化するが、光接続の場合は音質の劣化が起こらないので音の明瞭度が格段に向上する。
 その為、同じ音楽を本製品で聴いても光接続時には数段上の音質に格上げされる。

 更に PC では次の様にイコライジングする事で文句の付けようが無い音質を確保するに至ることが出来た。無理なカーブを描かないので本製品がバランス良く出来ている物だと分かる。

 (2017/11/21 12:30 追記)
 更に PC でサウンドドライバ内蔵イコライザーよりも APO Equalizer というソフトウェアで調整すると低音が自然に持ち上げられたので、興味のある方は次の記事を参照されたい。TT-SK017 用のプリセットを作って見た物も紹介中。

PC サウンドを Equalizer APO で自分好みの高音質に調整する
 PC に繋いだスピーカーとサウンドチップの組み合わせで自分に最適なイコライジングを行っておくと、スピーカーが持つ性能を自分好みに引き出す事が可能。通常、サウンドチップのドライバーソフトウェアにイコラ...

是非 PC 用途で

 本製品は Bluetooth 対応ではあるが、あくまでそれはオマケ機能として捉え TV や PC との光接続でこそ本領を発揮する製品だと思っている。
 特には PC のディスプレイをアームで吊している環境だとスピーカーの設置位置に悩むケースが多いと思われるが、本製品であれば一発で解決してくれる。
 筆者は長年こう言ったスピーカーの登場を願ってやまなかったのだが、遂に現れてくれたと感動するばかりである。
 更に決定打となった物は「光接続モード時に自動スタンバイしない事」にある。電源を入れっぱなしにしておいても無音時間の長い PC 用途では勝手にスタンバイモードに入られ、いちいち電源の入れ直しをしなければならない製品が殆どだったからだ。尚、電源を入れっぱなしでも消費電力は 1W 以下で計測不能だったから電力的に問題となる事もないだろう。

おわりに

 筆者としては自身の要求するサイズと音質を兼ね持ったメインマシン用スピーカーとしてもの凄く満足しており、レビュー執筆に於ける試用時間として音出しだけでも 20 時間以上は使い、必要以上のテストを行った。
 PC で TV を見たり音楽を聴いたり動画を見たりと、自身としてあり得る音の出し方を全てテストしたがその全てに於いて満足している。

 ディスプレイの下に設置出来る低い高さで音質も確保出来るスピーカーを探しているのであれば、是非ともこの TT-SK017 を試してみてはいかがだろうかと思う。

著者プロフィール
ぶっち

本格的に PC へ触れ始めてたのは 1990 年位から。
興味は PC 全般。OS は Windows と Linux などを嗜む。
プログラマやネットワークエンジニアを経てフリーに活動している 40 代も後半に入ったおじさんです。

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