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この度、AUKEY より CB-A26 のご提供を頂いたのでレビューをお送りする。
本製品は USB 3.0 Type-C to Type-A の OTG ケーブル 2 本セットとなり、USB Type-C 端子を持つ Android スマートフォンやノートパソコンで Type-A 端子を持つ USB デバイスを使用する事が出来るようになる製品である。
製品概要
パッケージ
同梱内容
Type-C to Type-A OTG ケーブルが 2 本同梱されている。Type-C 端子にはキャップ付きになっているので持ち歩きに際してもカバンの中でもゴミが端子内に混入しない。
ケーブル長は端子を覗く純粋な長さだと実測 15.5cm 程となっていた。
端子部分
Type-A 端子は USB 3.0 対応を表す青い端子、Type-C 端子は一般的な端子になっている。
使用例
Xperia XZs に USB メモリ
次の様に本製品を介し 16GB の USB メモリを Xperia XZs に接続した。
スクリーンショット (左) はファイラーで USB メモリの中身を見たところ。ほぼ新品の USB メモリだったことからドキュメント類の入ったディレクトリが見えた。
そこにスマートフォンで撮影した写真を幾つかコピーしてみた物がスクリーンショット (右) になる。
コピー操作に於いては一瞬で済んでしまった。Xperia XZs は Type-C 端子を持ってはいる物の、USB 2.0 なのでここはスマートフォン自体のスペックによって転送速度が左右されるだろう。
それでも USB 2.0 の帯域 480Mbps の方が Wi-Fi の実効速度よりも速いだろうし大きなファイルのやり取りにはこの様にして USB メモリを介す方が楽かなと思う。
Xperia XZs に Web カメラを
実はスマートフォンにも Web カメラを接続する事も可能。以前使用していた Xperia X performance であれば MicroUSB 端子だったので、OTG 対応のカメラであれば直接接続して使うことが出来たし OTG 内蔵 USB Hub を経由する事で Web カメラを接続する事も出来た。
Xperia XZs に機種変してからは USB Type-C の OTG ケーブルが無かったので出来なくなっていた使い方になるが、本製品を用いる事で再度 Web カメラなど使えるようになった。
筆者環境では次の Android アプリをインストールして使っていたが、そのまま問題無く Web カメラが使用できた。
ファイバースコープといったカメラデバイスをスマートフォンで使うと、高いところや狭い場所の内部の確認に凄い役立つので本製品がかなり重宝しそうだ。
おわりに
現状、筆者環境では本製品を介した USB メモリへのデータ転送や Web カメラを接続する方法が思いつくが、スマートフォンでの用途は主に USB メモリを接続する事が多いかと思う。
その他デバイスとしては USB 接続のキーボードを繋いで動作させることも可能。スマートフォンしか持っていなくても別途キーボードを購入すればタイピングの練習も出来るだろうし、文章を書くことも十分に出来るだろう。
今回はスマートフォンで使う事にフォーカスを絞った記事としたが、本製品 1 本でもあればスマートフォンをより便利に使うことが出来るよう、幅を広げてくれるのでオススメな OTG ケーブルである。
記事更新履歴
2017/11/09 09:14
「Xperia XZs に USB メモリ」以下スクリーンショット 2 枚の配置変更。
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