Radeon RX 5700/5700 XT に加えて Ryzen 9 3950X が正式発表

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はじめに

 日本時間 2019/06/11 07:00 より AMD Next Horizon Gaming E3 2019 が行われた。
 これにより Radeon RX 5700Radeon RX 5700 XT が発表され、ラストには更に Ryzen 最上位モデルとなる 16C32T の Ryzen 9 3950X も正式に発表された。

 ライブ配信を見ながらスクリーンショットを撮っていたので、要所を載せつつ見て行きたいと思う。

Radeon RX 5700 Series

 ポイントは PCIe 4.0 初めて対応した GPU になるという所。

Radeon RX 5700 XT

 GPU 現物がこれ。

 Radeon RX 5700 XT の性能はこの様になっている。GDDR6 のメモリを使用している為、処理速度に加えてメモリ帯域にも期待が出来る。PCIe 4.0 も活きてくるだろう。

 新たなリファレンスカードのデザインはカバーとバックプレートがアルミ製だとか。電源は 8+6pin に。

 競合のターゲットは GeForce RTX 2070 とされ、対象とのベンチマーク比較も表示された。
 概ね上回る結果がでており、Radeon も遂に GeForce をパフォーマンスで超えてくる時が来たのかと感慨深い物があった。レイトレーシング非対応だけど。

Radeon RX 5700

 Radeon RX 5700 も同様にして GDDR6 を採用。

 5700 XT の下位としてミドルレンジになるのかなと思われる Radeon RX 5700 も各種比較が行われた。
 競合ターゲットは GeForce RTX 2060 になる。
 こちらはすべて Radeon RX 5700 側の方が良好なパフォーマンスを叩きだしている。

Radeon RX 5700 XT 50TH Anniversary Edition

 Ryzen 7 2700X にもあった 50 周年記念モデルが RX 5700 XT でも用意されている。
 各クロックが標準の 5700 XT よりも盛られているので性能が上がっているのがポイントとなるだろう。

NAVI ファミリーの特長

 今後も更に Radeon RX 5000 Series の GPU が登場する物と思われるが、それらは同様に RDNA アーキテクチャとなり、7nm プロセスルールにて製造。GDDR6 メモリを搭載する形で PCIe 4.0 に対応する。
 気になるのが RADEON Media Engine と Display Engine という所。現行通り GCN でやっている Fluid Motion や VCN といった物を RDNA でやるためのエンジンなのかなと妄想してみる。

FidelityFX 機能

 Media Engine か Display Engine の何れかを利用した画質向上機能と思われる。
 Fidelity というのは忠実とか忠実性という意味。より忠実にという事だろう。

 このように FidelityFX ON と OFF とでは枠で囲われた中のテクスチャの鮮明度が全然ちがう。
 的確にシャープネスを欠けつつもリンギングが発生していない高品位なエフェクトだと思う。

 こちらも同様に FidelityFX ON/OFF の差が激しいところだが、正面のハニカム構造のテクスチャこそボケが解消されて非常にクリアになっているが、手前のオブジェクトはジャギーが凄い。さらにアンチエイリアスが欲しくなる感じだ。
 デモ用に強くエフェクトをかけているのだと思われるが FPS に影響が少ないようであれば使ってみたいと思う機能だ。

Radeon RX 5700/5700 XT のお値段

  • Radeon RX 5700 XT – $449
  • Radeon RX 5700 – $379

 という感じに。
 尚、5700 XT 競合の GeForce RTX 2070 も同じ $449 で 5700 の競合である GeForce RTX 2060 は $349 となっている。
 コストパフォーマンス的には同等かレイトレーシングに目を向けるのであればやや劣るかもしれない所だけど FidelityFX やその他機能の全貌が見えていないだけになんとも。

Ryzen 9 3950X

 最後の最後に Lisa su 氏が登場した際、やっぱこれ来るのかなと思ったら来た。

 16C32T が SocketAM4 で実現するとは。ブーストも最大 4.7GHz と高めの設定。それでいて TDP 105W に収めてくるあたりは流石と言った所だろうか。

 既に 3950X 自体も出来ているようで。

 お値段は $749 となる。現時点のレートだと日本円で 81,291 円となる。実際に日本市場に出回るときには 9 万円を超えてくる位になるかなと思われる。
 高いか安いかといえば 16C32T がこの値段なら安いと感じる人が多いかと思われる。
 Intel で 16C32T というと Core i9-9980XE が該当するが、これは現状 23~24 万円もするので。

ゲーマーのプラットフォームとして

 最良のゲーミングプラットフォームとして、こうして Ryzen 3000 Series と Radeon RX 5700 ないし 5700 XT の組み合わせがなかなか熱い物がある。
 マザーボードに AMD X570 を採用した物を組み合わせると PCIe 4.0 ですべて接続されるので、現行 PCIe 3.0 の環境よりも根本的な帯域が上がる為だ。
 PCIe 4.0 になると CPU とチップセット間、CPU と GPU 間も帯域が倍になるし使いきらなくとも余力が持てる分、将来性も十分あるだろうし。

おわりに

 今まで劣勢だったゲーミング環境も Ryzen 3000 Series と Radeon RX 5000 Series が出揃えば割と本当にスタンダードな環境の 1 つになるのでは無いかと思える。
 出費がアレだけど常に最良の環境でゲームをしたいとか動画編集等のクリエイティブな用途でも暫くは AMD から目が離せないだろう。

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著者プロフィール
ぶっち

本格的に PC へ触れ始めてたのは 1990 年位から。
興味は PC 全般。OS は Windows と Linux などを嗜む。
プログラマやネットワークエンジニアを経てフリーに活動している 2 児の父なアラフォーのおじさんです。

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