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はじめに
2014 年の 2 月に Nikon D3200 を購入してから 6 年も経過していたが、レンズはキットに含まれる 18-55 と 55-200 の 2 本だけでなんとかやり過ごせていた。
しかしまぁなんというか、特に子供達の運動会では演目中は 55-200mm じゃないとキツい。しかし、お弁当を食べているときとか被写体が近い時は 18-55mm じゃないと厳しい。
砂煙の舞う校庭でレンズ交換は余りやりたくないしいちいち交換するのも面倒臭い。
それなら 18mm 前後スタートの高倍率ズームレンズを~と探したらこの SIGMA のレンズに行き着いた。
レンズ交換の手間を省きたいのが第一目的であるから画質はチョットくらいなら目を瞑れるという感じ。
希望小売価格 8 万円に対し、実際のお値段はお手頃な 3 万円ほど。
ズーム全域で 35cm まで寄れるマクロ撮影もイケるというのだから PC パーツなどの小物も撮影する筆者には一石二鳥だ。
外観
パッケージ
箱は正直どうもでいいので「これがレンズのパッケージか!!」という程度に流して直ぐ開封してみた。
パッケージ内容
レンズフードとレンズキャップが標準添付されているのが非常に嬉しい所。
レンズ本体
スイッチ類は光学手ぶれ補正 (OS = Optical Stabilizer) とフォーカスモード、ズームロックの 3 つだけでシンプル。
250mm までズームさせるとだいたい元の 3 倍位伸びる感じになる。
尚、ズームリングの回転方向がニコンのキットレンズとは逆な模様で慣れが必要。
レンズ保護フィルターは 62mm 径で
レンズの保護フィルターには Kenko の PRO1 Digital を合わせて購入した。
何かぶつけたり砂粒で微少であってもレンズ本体には傷を付けたくない物で……
さっそくなにか撮影してみたサンプル
写真は全て Adobe Lightroom Classic で現像。レンズプロファイルが SIGMA 18-250mm に対応していたので適用し、歪みを取り除いている。
18mm で
日陰に入ったところでなんとなく撮影。次男君の着ている青い上着もしっかり発色している雰囲気。
全体的にしっかり写っているし発色も好みだから問題は無い。
210mm
テレ端でドーン! ばかりもアレなので少し手前のズームで偶々飛んで来たヒヨドリを撮影した。
ありがちな偽色もさほど強くなくて素直に撮れた感じがする。
ヒヨドリの頭のふさふさもしっかり解像しているので 3 万円の割にはしっかり写るもんだなーと関心した。
250mm
流石 APS-C で 250mm ともなるとかなり遠くまでアップして撮れた。
写真中央よりは良いが、隅っこの方はなんだか落ち着かない印象。もっと絞ればよかったかなーと後悔。
そしてまた鳥。近寄ると当然逃げるけど、遠くからならジッとしていてくれるので楽に撮れた。
被写体がど真ん中なので普通な感じで全体的に問題の無い写りだなという印象。
使用感
先ず気付くのがズームレンズの回転方向。
ニコンのキットレンズはズームリングを右に回すとズームだが、この SIGMA のレンズは左に回すとズームになる。つまり回転方向が逆なので慣れていく必要がある。
まだ使い始めて日も浅いので違和感バリバリである。
それとニコンのキットレンズにある 18-55mm の標準ズームレンズと比較すると解像度が下がるので、細部の表現力が落ちる。しかしこれは値段や使い勝手優先で購入したので多少の低下は許容出来るレベルに収まっていたから問題とはしない事に。
一番の問題となる使い勝手は恐ろしく良好となった。
50mm 以下で撮りたいようなスナップを撮影中、「あ、鳥がいるー」で望遠側に持っていくのもレンズ交換不要。これが最高に素晴らしい。
今後は余程な事でもない限りはこの SIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM を 1 本だけカメラボディに付けておけば事が済むようになってしまった。
おわりに
安い部類に入るレンズなのに使い勝手良いし写りもまぁまぁ良好だからかなりお買い得感のあるレンズであると感じた。
筆者自身はカメラ素人レベルなので、このレンズも初心者が買う初めての交換レンズには最適ではないかと思っていたり。
標準レンズと望遠レンズの付け替えがいちいち面倒で仕方無いなーって人は是非、この SIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM を使って見ては如何だろうか。
写真追加 2020/02/22
カメラ持って散歩していたら運良く鳥が居たのでパシャっと撮って来た。まだこのレンズに慣れない感じがあるけどボチボチよく写る。
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