アンプと USB-DAC のオペアンプを交換した

Diary
この記事は約5分で読めます。

はじめに

 前回、アンプである FX-AUDIO- FX-502J のオペアンプをデフォルトの NE5532P から OPA1612 に交換した。
 今回は更に FX-502J のオペアンプを交換しつつも、USB-DAC である FX-AUDIO- FX-04J+ のオペアンプも 3 つ交換してみる事とした。

 更なる音質向上を目的とはしているが、オペアンプ交換に対する好奇心も大きかった。

オペアンプ選定

 元より知識が無かったので、暇さえあればググってひたすら情報収集を行ったが、今現在も完全な理解は得られていないから Try and なんちゃらの気持ちで。

 アンプにはいずれ絶対試したいと思っていた OPA627au を…… なんて考えたけど、新品での流通は見込めないそうなので、それなら後継チップで行ってみるかと OPA827 を選んだ。これはアンプに使用する。
 OPA828 というのもあるみたいだけど、ヤフオクしか入手先がないので今回はパス。

OPA827 デュアル(2回路)化DIPモジュール 完成品: 半導体 秋月電子通商-電子部品・ネット通販
電子部品,通販,販売,半導体,IC,LED,マイコン,電子工作OPA827 デュアル(2回路)化DIPモジュール 完成品秋月電子通商 電子部品通信販売

 次に USB-DAC で使う差動変換回路用 1 つLPF 用 2 個のオペアンプ選び。
 前段にあたる部分なので、出来ればクセの少ない物がよかったから特に情報収集を多く行った。
 そんなこんなで差動変換回路用には FX-502J から外した OPA1612、LPF 用に MUSES8820D を使用してみようと決めた。

新ロット TexasInstruments OPA1612 2回路8PinDIP化オペアンプ完成基板 実装品 オーディオ用 高性能 超低歪 デュアル オペアンプ ローハイト : o524 : NFJストア ヤフーショッピング店 - 通販 - Yahoo!ショッピング
※2023/04/13より新ロット!※・新設計基板を採用し、EMI対策と放熱効率UPによる高音質化 & ローハイト化!OPA627AU 2回路DIP化オペアンプ完成基板のご好評を受け、新たなDIP化完...
2回路入オーディオ用高音質HiFiオペアンプMUSES8820D: 半導体 秋月電子通商-電子部品・ネット通販
電子部品,通販,販売,半導体,IC,LED,マイコン,電子工作2回路入オーディオ用高音質HiFiオペアンプMUSES8820D秋月電子通商 電子部品通信販売

着弾後とりあえずの交換

 OPA827MUSES8820D が無事着弾したので、当初の想定通りにオペアンプを交換した。

 先ずは FX-502J のオペアンプを OPA1612 から OPA827 に交換。

 次に FX-04J+ のオペアンプも元から付いていた TL072CP x3 を差動変換回路用 OPA1612、LPF 用 MUSES8820D x2 に交換した。

音出しして確認

 アンプの電源を入れて YouTube の動画を開き、いつもの音源を再生してみた。

 第一印象として「うわ、高音域が全然でてない」だった。
 それでも明瞭感は抜群に良いし、中低音域はもの凄く良い感じに仕上がっていた。
 しかし、納得の行かない結果であった為、原因を考えてみる。

 USB-DAC に使用した LPF 用の MUSES8820D は中低域が強い感じとイメージもあるんで、そこを高音域の伸びが凄くいいと思っている OPA1612 にしつつ、差動変換回路用に MUSES8820D を入れたら良いんではないかなと思った。

 そう上手いこと行くものかは知らないけどやってみようと、不足している OPA1612 を追加で 1 つポチッと。
 問題無く追加入手可能なので、こういったときに現行流通品を採用して良かったなと思うところ。

DAC のオペアンプを再交換

 ポチってから待つこと 3 日程度。無事 OPA1612 が着弾。

 すぐさま USB-DAC を開けて交換作業を行った。
 差動変換回路用 MUSES8820D、LPF 用 OPA1612 x2。

 そして音出し。
 驚くほど理想的な音になってくれてニヤニヤが止まらない。
 あれだけ引っ込んでいた高音域が良く出るようになり、ヌケも良くて明瞭感がもの凄い。
 尚かつ低音域はタイトな感じのままだし、中音域もギターやボーカルの抜けが良く厚みもやや感じられる。
 何一つとして文句のない過去一良い音を出してくれるようになった。

 これは良いもんだ。

オペアンプの評価

 40 代も半ばを過ぎたおっさんの耳によるオペアンプの評価。

 5 段階評価で数字が大きいほど強いとか良いものとする。

低音 中音 高音 明瞭度メモ
TL072CP3333さほどクセも無くてバランスが良い。
OPA8274435明瞭感があり万能感もある。
OPA16123354高音域の伸びが凄く好き
MUSES8820D4334中低域の厚みが良い。

 最後段 (今回の場合はアンプ) のオペアンプを 1 つだけ交換しろと言われたら OPA827 か OPA1612 を選ぶ。
 前段部分 (今回の場合は USB-DAC) のオペアンプは無理に交換しなくても良いかも知れない。組み合わせによっては不満の出る音になるから。
 逆にハマれば更に音質は好みに寄ってくるから堪らない物もあるけど……

USB-DAC のオペアンプの組み合わせ

 USB-DAC である FX-04J+ は差動変換回路用と LPF 用の 3 つもオペアンプが交換可能なので、組み合わせによって音が変わってくる。
 デフォルトも含めた 3 パターンで筆者好みの音は次の順番に良いと感じた。

アンプ用USB-DAC 差動変換回路用USB-DAC LPF 用
1OPA827MUSES8820DOPA1612 x2
2OPA1612TL072CPTL072CP x2
3OPA827OPA1612MUSES8820D x2

 2 番手に USB-DAC のみデフォルトのままというのが来ている。これが前段は無理してオペアンプ交換をする必要もないかも―― という話しに繋がる。

おわりに

 オペアンプ交換可能なデバイスがあると、とっかえひっかえしてどうなるかなんて沼ぽいものにハマりそうになる。
 というかちょっとハマりかけたけど、良い感じの所で過去一いい音に巡り会えたのでよかった。

 あとはスピーカーが Edifier R1000TCN をパッシブ化したものであるという 1 点のみが弱点になっているかなと思う。
 ここをせめて 2~3 万円のパッシブスピーカーにしたい。DALI とか Polk audio とかそこいらのコスパ良さそうな奴で。

著者プロフィール
ぶっち

本格的に PC へ触れ始めてたのは 1990 年位から。
興味は PC 全般。OS は Windows と Linux などを嗜む。
プログラマやネットワークエンジニアを経てフリーに活動している 2 児の父な 40 代半ばのおじさんです。

ぶっちをフォローする

コメント

This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.