Raspberry Pi 3B をセカンダリ DNS に仕立てた

Raspberry Pi
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はじめに

 以前までは物理マシン & 仮想マシンで DNS サーバーを動かしており、セカンダリを仮想マシンで動作させていた。
 最近のサーバー移行作業でプライマリも同じ母艦上で動作を始めたのでちょっとこれはセカンダリを別に持たせないと意味が無いなって状態になっていた。
 要は Windows Update やらで母艦が再起動中は一切名前が引けなくなると言う致命的な問題。

 そこで、ただひたすら室温を計測してグラフ化しているだけで遊んでいた Raspberry Pi 3B に再び脚光が。

OS を入れ直し

 本当は AlmaLinux 9 を入れたかったんだけど、Raspberry Pi 3B はサポート対象外。
 やるだけやってみるかと実行するとエラーが出て起動不能。
 それならと AlmaLinux 8 を試してみるとこれは起動 OK だった。でも USB 接続の SSD に OS イメージを焼いて繋いでも直でブートは不可能だったんでちょっとしっくり来ない。

 そして最後に Raspberry Pi OS を試そうと最新版の Lite を USB 接続の SSD に焼いてみた所、これが起動 OK だったもんでそのままこれで行こうとなった。
 Debian 系は知らない事が殆どなのでアレだけど何とかなるだろうで。

bind9 を入れた

 RHEL 系だと named だけど Debian 系は bind9 で入るようで。
 尚かつファイルの所有者も named じゃなくて bind。色々違う。
 ディレクトリ構造も全然違うんだけど、そういうのは named.conf や zone ファイルをコピーして記述されている通りにファイルを配置すれば良いだけなんでなんとか起動にこぎ着けた。

色々設定修正

 物理マシンに取り残されている DHCP と RA で頒布している DNS アドレスのセカンダリ側を Raspberry Pi 3B の IP アドレスに書き換え。
 あとはリリース時間過ぎてリフレッシュ入ると新しい設定に切り替わるはず。

おわりに

 ブレーカーが落ちて全部ダウンしない限りは名前をちゃんと引けるネットワークになった。

 それと、良い機会だから Debian 系にも触れておかないとかなーと。

著者プロフィール
ぶっち

本格的に PC へ触れ始めてたのは 1990 年位から。
興味は PC 全般。OS は Windows と Linux などを嗜む。
プログラマやネットワークエンジニアを経てフリーに活動している 40 代も後半に入ったおじさんです。

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