TinyTinyRSS が Rip MySQL とか言ってた

Linux
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はじめに

 昨晩、久しぶりに TinyTinyRSS (以下 TTRSS) を更新しておこうと git pull したところ、

Exception while creating PDO object:could not find driver

 とだけ吐いて動かなくなってしまった。

 なんだこれは…… と。
 これは DB に繋ぐドライバがない場合に発生するのだが、php に pdo_mysql 入ってるのになーと思いつつも調査開始。

原因調査

 設定周りに何かあるのかなと /path/to/ttrss/classes/Config.php を開いてみたらちょっとびっくり。

    /** this is kept for backwards/plugin compatibility, the only supported database is PostgreSQL
     *
     * @deprecated usages of `Config::get(Config::DB_TYPE)` should be replaced with default (and only) value: `pgsql` or removed
    */
    const DB_TYPE = "DB_TYPE";

 「the only supported database is PostgreSQL」という一文が見えてしまった。

 オフィシャルのリポジトリも眺めてみたら 2025/04/25 付けで rip-mysql とかいうのとマージされてた。

Just a moment...

ということで PostgreSQL を入れておく

 Linux を触れてから MySQL, MariaDB と渡り歩いてきて PostgreSQL は避けてきたからさっぱり謎。
 ググって調べたとおりにやれば安全にインストールすることが出来ると分かったので、その手順通りに作業を行った。
 PostgreSQL をインストールしたら PHP にもパッケージを入れておく。

% sudo dnf install php-pgsql

 これで TTRSS 最新コミットも動作するよう。

アップデートする前に OPML のバックアップ

 TTRSS の設定画面より OPML のバックアップを行う。

 "Include tt-rss settings" にチェックを入れておけば TTRSS の設定も込みで全部バックアップ取ってくれるのでエクスポートしておく。

TTRSS を更新する

 普通に TTRSS の入ったカレントで git pull するだけ。zip 版からインストールしてある場合は上書きコピーなハズ。
 画面に何か出たら指示通り作業しておく。

 ログインにはユーザー名 admin 初期パスワード password で入れるので、ここでユーザー作成したり管理者パスワードの変更も行っておく。

OPML をインポートして設定完了

 バックアップしておいた OPML を読み込ませれば今までと同じフィードを読み込んでくれて更新してくれる。

おわりに

 TTRSS は個人的な情報収集に欠かせないので、今後も長期的に使って行きたい。
 その為ならちょっと毛嫌いしていた PostgreSQL をいれるのも躊躇っていられない…… と。

著者プロフィール
ぶっち

本格的に PC へ触れ始めてたのは 1990 年位から。
興味は PC 全般。OS は Windows と Linux などを嗜む。
プログラマやネットワークエンジニアを経てフリーに活動している 40 代も後半に入ったおじさんです。

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