充電用 USB ケーブルをマグネット式へと入れ替え

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はじめに

 昨年辺りから実家に戻ると父親が USB 充電機器にマグネットケーブルを使うようになっており、若干気にはしていた物の「ふーん……」って感じだった。
 最近になって改めて気になりだして Amazon を探し回ってみると、コンタクトが 5pin やら 11pin やらと多い製品もあって QuickCharge や USB PD 対応を謳う物もあった。
 なんと言ってもデバイス毎に対応する端子だけくっつけておけば、ケーブルは共用で使い回せる。
 これはすごい便利そうだなと思ったので自分もポチッと行ってみた。

まずは QuickCharge & データ通信対応製品

 通常の 5V/2A な充電速度の製品はコンタクトが 1pin なので完全に充電専用となる。
 しかし、5pin の物になると QuickCharge 対応のためのネゴシエーションが必要なのでデータ通信も同時に対応してくる。
 こっちのほうが用途が広がるのでまずはコンタクトが 5pin のケーブルを購入。

 似たような製品が多々ある中、何故 Melonboy 製品を選んだかというと、商品名の先頭にしっかりとブランド名を設定しているから。複数製品の展開をしており購入者も多いからというのが理由。
 あと Melonboy というネーミングが気になる。

Melonboy マグネット充電ケーブルの外観

 Type-A 端子は極普通のもの。

USB Type-A 端子

 こちらの端子に Type-C, MicroB, Lightning 端子をくっつけるとマルチなケーブルとして使える。

マグネット端子

 ケーブルはスリーブケーブルな感じでサラッとしており、柔らかく取り回しやすい感じになっている。
 強く曲げると若干クセがつくので、収納時はキツく巻きすぎない方が良いかも。

ケーブル Φ3.5mm

 各端子は次の 3 種類。(画像をクリック or タップで拡大)
 このマグネット端子だけ使う各デバイスにくっつけておくだけで良い。ケーブルはどの端子を使うとしても共通なので、いちいちケーブル交換する必要もないから凄い便利。
 おまけに端子の抜き差し回数も激減するので、使用デバイス側にある端子の抜き差し寿命が減りづらく、端子がハンダ付けされている基板部分へのストレスも軽減されるはず。

Type-C
MicroB
Lightning

 次の写真は Type-C 端子の物だけど、これも当然他端子でも同じ。
 5pin だけど実際のコンタクトは 3 つ、一番外側の銀色のマグネット部分が GND になっていた。
 この様な形状なので 360 度回しても接続を維持出来る仕組みだ。

使ってみる

 先ずはデバイスの USB 端子に対応するマグネット端子を付けておく。
 サイズ感としては基本 3.5mm 出っ張る感じで、あとは USB 端子の深さ次第で更に 1.0mm 程度。

 デバイスは変えてしまったけど ILUMA ONE に Type-C マグネット端子を付けてケーブルをパチッとくっつけた図は以下の通り。
 ケーブル側で 180 度可動、マグネット端子が 360 度回転するので取り回しが非常に楽々
 尚、ケーブル側に付いている青色 LED は充電器に Type-A 端子を差した時点から常灯となる。

 マグネット端子を取り外すときは専用の道具が付属しているので次のようにして取り外す。
 指先でつまんで爪も使えば取れる場合もあるが、マグネット端子がどこかにすっ飛んでいく可能性もあるから要注意。

マグネット端子の外し方

現在使用しているデバイス

 このマグネットケーブルを使用しているデバイスは今のところ以下の通り

  • Xperia X Compact
    QuickCharge 対応、サブ端末
  • IQOS ILUMA PRIME
    設定及びファームウェア更新時に PC と接続
  • XP PEN のペンタブ
    使う時だけ PC に繋いでいる

 上記 3 デバイスは想定通り正常動作してくれている。
 特にペンタブとか使う時だけ接続する物は脱着が便利すぎる。

充電専用のマグネットケーブルも

 マグネット充電ケーブルがあまりにも便利すぎたので、充電できればそれでいいデバイスに対してはコンタクトが 1pin のケーブルも購入してしまった。

 USB 充電で一般的な 5V/2A 程度までならこれで十分。
 使用しているデバイスとしては

  • マウス
    Logicool MX Master 2S
  • Amazon Fire 7
    次男に使わせているタブレット。本体側 MicroB 端子の劣化を防ぎたい目的。

ただし注意点も

 便利なだけという訳にも行かないのがこのマグネットケーブル。
 ケーブルのマグネット部分には端子が剥き出しとなっており、Type-A 端子を USB アダプタなどに繋ぐと 5V が常時出力されている状態だ。
 砂鉄など導電性のある物が付着するなどすればショートしてしまう可能性もある。
 特に子供が端子部分を口に入れたりしたら危ないので使用上の管理も必要だろう。

 デメリットも踏まえた上で気を付けながら使用していこう。

おわりに

 マグネットケーブルの便利さを知ってからというものの、筆者が使用しているケーブル全てがマグネット化してしまった。
 接触不良も多いのかなと思うが現状は問題も起こらずにいる。
 長期間使用して行くにつれて何れは接触不良を起こすようになるだろうけど、なったらなったでアルコールで拭き掃除してやればなんとかなるかなと楽観視していたり。

 ともあれ、USB 端子の形状の違う複数のデバイスに対してもそれぞれ対応したマグネット端子を付けておけば、ケーブルは 1 本で全対応なんて事が出来るので凄い便利。
 今後も良い感じに使って行ければなと思った。

著者プロフィール
ぶっち

本格的に PC へ触れ始めてたのは 1990 年位から。
興味は PC 全般。OS は Windows と Linux などを嗜む。
プログラマやネットワークエンジニアを経てフリーに活動している 2 児の父な 40 代半ばのおじさんです。

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