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Shenzhen Soundsoul Information & Technology Co., Ltd よりこの SoundPEATS Q2 の提供を受けたのでレビューを書くこととなった。
簡単ではあるが、スペックや使用感等々書いてみよう。
SoundPEATS Q2 スペック
- 接続方法
Bluetooth 4.1
対応 Profile : HFP, HSP, AVRCP, A2DP - 使用範囲
10m (遮蔽物無しの時) - 待機時間
72 時間 - 通話時間
8 時間 - 使用時間
7 時間 - 充電時間
2 時間 (MicroUSB 端子を使用) - 重量
25g - 対応 OS
記載が見当たらず - 付属品
USB 充電ケーブル (25cm)、イヤーピース 4 個 (大小サイズ)
固定用クリップ
SoundPEATS Q2 の写真
操作方法
スイッチ類の配置は次の通りで、右チャンネル側に集約されている。
先ずはペアリングについて。Q2 が電源 OFF の状態から FunctionKey を 7 秒間押し続けると LED が点滅してペアリングモードに入る。ペアリング先の器機から Bluetooth 器機の検索を行えば「Q2」のデバイス名で見つかるので接続すれば良い。
電源操作は FunctionKey 長押しで電源 ON になり、電源 ON の状態から FunctionKey を長押しすれば電源 OFF となる。
ボリューム操作は + を押せば上がる。– を押せば下がる。見たままだ。
選曲操作は + を長押しすると次の曲、– を長押しすると前の曲に切り替わる。
着信を取るには FunctionKey を 1 回押すだけ。着信拒否は FunctionKey を長押しとなる。
通常時に FunctionKey をダブルクリックの様に 2 回押すと、最後の通話相手に対してリダイアルを行う。
使用感と音質
ケーブルが結構固い事も相まって耳の穴へのフィット感が薄く、後ろへ引っ張られるような感じがなかなか抜けない。ケーブルをストレートに癖を付けるようにしてから装着した方が良い。
同 SoundPEATS ブランドの QY7 や QY5 と比べると密閉度が低いので環境音が普通に入ってくる。そのせいでサウンドに対してはダイナミックさが不足がち。もっとも、aptX 等のコーデックは搭載されていないから、音質よりも装着時に環境音が殆ど聞こえなくなることに対して不安を覚える人は逆にこちらの方がずっと良い物では無いかと思える。装着しながらであっても会話は普通に聞こえてくるし車などの音も聞こえるから安全面に於いては良い方向であると言える。
ランニング等をしながらの使用であれば、周囲の騒音もあるので高音質化の必要は無いのではという割り切りが感じられる製品だと感じた。
よって、音がワイヤレスで聞こえて通話が出来たりしつつも、周りの音が聞こえやすいヘッドフォンを欲しているのであればこの Q2 が丁度良いかなと思った。逆に音質にも拘りたいのであれば aptX コーデックが搭載されている QY5 や QY7 の方をオススメする。
おわりに
見た目のフォルムはかなり良いなと意気込んで試用してみた物の、しっくりくる装着が出来るようになるまで若干の手間がかかったのがマイナスだった。音質に関しても「音楽を聞き込む」という事には不向きで、取り敢えず流しておく程度にしつつ音楽よりも環境音にも気を配りたいとするシチュエーション向きと思った。
密閉度が高くぎっちり耳にイヤホンを差すと周りの音が殆ど聞こえなくなってしまうので、外出時には車への反応が遅れたりと危うい感じになるときもあるからどっちを優先すべきかと迷うところでもある。
周囲に対する安全面を主体に考えるのであれば、この SoundPEATS Q2 は良い選択になると思われる。
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