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この度 Seneo よりスマートフォン用レンズセットのご提供を頂いたのでレビューをお送りする。
本製品はスマートフォン用クリップ形広角/魚眼/マクロレンズの 3 点セットである。特にマクロレンズは焦点距離に合ったクリアフード付きなので、被写体にフードを密着させても明るさを確保しつつフォーカスがぴったり合うので非常に使いやすい逸品である。
パッケージ
パッケージ内容
パッケージを開けるとキャリングポーチが出てくる。
キャリングポーチの中にクリップへ装着済のレンズ 3 種とクリーニングクロスが入っている。これは持ち歩くときにレンズ同士がぶつからないし、外部からの衝撃にも強いから非常に良い。
レンズ
広角レンズ
魚眼レンズ
マクロレンズ
装着の図
Sony Xperia Z2 に広角レンズを取り付けて見た。クリップ式なのでなんて事はなく装着可能。
Sony Xperia Z2 にマクロレンズを装着した。
サブ機としている Samsung Galaxy S2 にもマクロレンズを装着。トップよりも深い位置にあるカメラであってもしっかり届く。
マクロレンズの使い方
今まで触れてきたスマートフォン用レンズの中で、本製品のマクロレンズは特に素晴らしいと感じた。
この様に被写体へ密着させるだけで丁度良い焦点距離を確保出来つつ、クリアフードであるから周囲からの光も入る。補助光も用いれば綺麗に超接写を行うことが出来る。
撮影サンプル
広角レンズ
Sony Xperia Z2 + 広角レンズはやはりというか、35mm 換算 27mm というちょっと広めの画角であるからケラレが出てしまった。四隅の黒い物がケラレ。
Samsung Galaxy S2 + 広角レンズではケラレが出ない。Galaxy S2 は 35mm 換算 30mm なので Xperia Z2 よりは狭い画角だからだろう。恐らく 35mm 換算 29mm の画角を持つ iPhone は全てケラレが出ずに撮影出来るハズである。
魚眼レンズ
Sony Xperia Z2 で撮影。魚眼はどのみち周囲が黒くなるので、スマートフォン毎の画角差はさほど影響はしない。幅広く写っている。
マクロレンズ
Sony Xperia Z2 で撮影した。クリアフードを手元にあった千円札に押しつけるような形で、横から LED ライトを当てての撮影である。
肉眼では認識しづらい様な極小の文字も綺麗に撮影出来た。
おわりに
本製品はレンズの 3 点セットではあるが、接写が好きな筆者個人としてはこのマクロレンズだけでも非常に有用な物であると感じている。
メインのスマートフォンとしている Xperia Z2 の画角で広角がケラれてしまうので、使用するのであればどうしてもサブ機の Galaxy S2 になってしま上、さほど使用頻度も高くない。魚眼も遊びで使う程度だけなので、自ずとマクロレンズを推したくなる。
また、対応機種に Xperia の記載があったが、Xperia は Z1 からして画角が 27mm、Z5 に至っては 24mm と広いので確実にケラレが発生するハズ。よってケラレが嫌な場合にはちょっと注意が必要である。
iPhone であれば現状、どのシリーズでも画角は 29mm 程度と若干狭いのでケラレの心配は無用だろう。
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