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この度 TaoTronics より TT-BH07 のご提供を頂いたのでレビューをお送りする。
本製品は円筒形のハウジングを採用したイヤホンの中では容量の大きい製品であり、力強い重低音が得られるイヤホンである。また、マグネット吸着するタイプであるから、未使用時にはネックレスタイプとして身につけておくことが出来るので可搬性も非常に良い。
技適マーク有
パッケージ及び付属品
スペック
- Bluetooth : v4.1 (A2DP, AVRCP, HSP, HFP)
- 通信距離 : 最大 10m
- 再生時間 : 最大 6 時間
- 充電時間 : 1.5 時間 (充電電力 5V/500mA)
イヤホン外観
ハウジングの円筒部分は Φ13mm とこの値段帯の割には直径が大きい。即ち容量が大きい。最外部はマグネット内蔵となっている為、左右が吸着するので、未使用時にはネックレスの様に身につけて置いたままであっても嫌な感じも無く居られる。
リモコン部
スタンダードな 3 ボタン式である。
真ん中のボタンが電源ボタン兼、再生/一時停止、受話/終話であり、+/- ボタンはそのままボリュームと長押しで前後の曲の選曲になる。
マイクはリモコン背面部分に小さな穴が空いてる部分に内蔵されているから、ハンズフリー通話も可能となっている。この時、CVC 6.0 によるノイズキャンセリングが効くのでクリアな通話も可能である。
装着感
筆者は円筒形のハウジングが一番好きなので、装着するという行為自体にも快適感があり、装着し易かった。
M サイズのイヤーフック形状及び、イヤーピースのサイズ感が筆者の耳にはジャストフィットし過ぎて凄く快適に装着を維持可能だった。
装着した後も微動だにせずフィットしたままであるから現状、今まで筆者が触れてきたイヤホンの中では最高のフィット感であると言える。
音質チェック
Sony Xperia Z2 にてプリインのミュージックアプリを用い、DreamTheater Greatest Hit: & 21 Other Pretty Cool Songs よりハードなプログレッシブロックから静かなバラードまで数曲チョイスして試聴を行った。
第一印象からして率直に言えば、若干重低音が強めかなと言う事以外に不満点が無い程に筆者好みの音質である。
少し強めな重低音であるが、締まりがあり中音域まで影響の無い心地よい感じ。中高域は素直で伸びも良くギラ付きもなく疲れにくい感じである。筆者としてはイコライジング無しのフラットな出力をさせても何ら不快感無く音楽を聴けた。
屋内でも屋外でも良い音で音楽を聴くことが可能であると思われる。ただ、イヤーピースの密閉度はしっかりフィットな関係上高めであるから、屋外利用時には車の音や人の声と言った環境音には要注意としておこう。
おわりに
外観も好みだし、装着感も非常に良く、音質に関しても不満点は殆どない。マグネット吸着という +α もあるし 2,000 円台と廉価な部類であるので、これは久々にオススメ出来る Bluetooth イヤホンであると言える。
ただ、音質は人それぞれ好みに左右される部分が最も大きいので、とあるレビュアーの戯言とまでは行かないけど何かしら良い参考になればこれ幸い。
追記
2016/05/18 23:58
スペックを追記し、別で書いた Bluetooth Profile に関する記事にリンクを追加した。
2016/05/19 17:20
どうやら今回レビューした TT-BH07 は改良版であったようなので、記事タイトルと商品リンクを修正した。恐らく 2,600 円前後に落ち着くのではと思うが、現状在庫無しなので定価表記になっている。
具体的な改良点は良く分からないので、その点に関しては未記載のままとする。
この様に既存の型番に改良版と付け加えるのは技適に関わる問題があるからだと思われる。型番が変われば技適を通し直さなければならないのがその理由。
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