[PR Review] Visenta – Jiang Battle Mark II / 密閉型ヘッドセット

Review
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 この度、Visenta より密閉型ヘッドセットのご提供を頂いたのでレビューをお送りする。
 本製品は大口径のイヤーパッドを採用し、装着感が非常に良くデザイン性も推しているヘッドセットである。

パッケージ

 本体に対して余裕を持ったパッケージングであるため、ちょっと大きめの箱となっている。付属品は一切無しとシンプルすぎる。

ヘッドセット外観

 シルバーを基調にゴールド、ブラックといった配色になっている。
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 ハウジングにはドイツでデザインされた事を推す刻印もある。Jiang Battle Mark II は本製品の型番。
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 イヤーパッドは外形 108mm, 内径 65mm、深さはドライバー部分までが 15mm とかなり大きいサイズとなっている。耳がすっぽりと収まり切りつつも柔らかい素材であるからフィット感は程よい感じである。
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 ボリュームも付いているが、基本的に MAX にしておいて再生デバイスから音量調整した方が良さそうだ。
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 Φ3.5mm のピンが二股に分かれている。緑色側が音声入力、赤色側がマイク出力になっている。取説も無いしパッケージにも記載されていない状態なので、PC なんかだと赤系がマイクかなーという直感でやったらその通りで良かった。
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音質チェック

 Sony Xperia Z2 にてプリインのミュージックアプリを用い、DreamTheater Greatest Hit: & 21 Other Pretty Cool Songs よりハードなプログレッシブロックから静かなバラードまで数曲チョイスして試聴を行った。

 先ずはストレートに ClearAudio+ 機能を ON にして聞いて見た。製品自体の音のチューニングが顕著に出るので、ある程度の音質を謳っていれば何ら問題は無いハズだったのだが、ちょっと厳しい音質となってしまった。
 そこで、いつも通りにイコライジングで筆者好みの音となるように調整を行った。
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 ぱっと見の通り 400Hz 帯が余りにも強いので全体的に明瞭感が損なわれて曇った雰囲気になってしまい、ラジオの様な音となってしまっていた。高音域も若干ギラっとした感じに耳に刺さる感じだったので少し落とす調整とした。
 このイコライジングで音質としてはかなり良い状態になった。特に低音の迫力感というか重量感が心地よく、明瞭感も非常に改善された。
 音が鳴る基本のドライバー周りの作りは良い出来なのであろうと思うが、如何せんチューニングがマズっているのかなと強く感じた。

おわりに

 装着感は非常に良く、音に関してはイコライジング前提となるから、ポン差しそのままで常用というのはいささか厳しいだろうか。
 音の鳴る部分の基本性能はとても良いと感じるので、チューニングの甘さだけが勿体ないと感じた所である。

著者プロフィール
ぶっち

本格的に PC へ触れ始めてたのは 1990 年位から。
興味は PC 全般。OS は Windows と Linux などを嗜む。
プログラマやネットワークエンジニアを経てフリーに活動している 40 代も後半に入ったおじさんです。

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