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この度、DEPSTECH より Potensic エンドスコープのご提供を頂いたのでレビューをお送りする。
本製品は USB Type-A と Micro-B 端子を兼用出来る形状の USB 端子を持つ Φ7mm 130 万画素のエンドスコープである。USB Type-A 端子で PC に接続して Web カメラのように用いることも可能であるし、MicroUSB 端子で Android スマートフォンに接続すると OTG 接続によりそのままエンドスコープとしての動作が可能なユニークな製品だ。
パッケージ及び同梱内容
エンドスコープ外観
直径 7mm のスコープ先端には 130 万画素カメラが内蔵され、光源として LED がリング状に内蔵されている。
接続端子部分は通常、USB Type-A 端子になっており上に跳ね上げる事で MicroUSB 端子を使用することが可能となる。
今回、使用したデバイス Xperia X Performance にアルミバンパーを装着した状態ではあったが、ぎりぎりそのままでも装着が出来た。MicroUSB 端子部分の長さが余裕を持って確保されていたおかげである。しかし、使用しているケースによっては干渉してそのままでは接続不能となることも充分ありうる端子サイズであると思われる。
エンドスコープ先端には物を引っかけたりマグネットで吸着して拾い上げるアタッチメントも付属しているので、例えば排水口に落としてしまった指輪なんて物も的確にサルベージする事も可能であろう。
使い方
今回、筆者の使用目的はスマートフォンとの組み合わせで狭い所を見ることなので、デバイスとして Xperia X Performance を用いた動作テストを行った。
使用したアプリは付属の 8cm CD-ROM にも同梱されていたが、別途 Google Play より自分に合った使いやすいアプリケーションを入れた方が良いのかも知れない感じであった。
筆者は次のソフトの有料版を使っているのでそのまま本製品を繋いでみた。何ら問題無く使用可能だった。
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.serenegiant.usbwebcamera&hl=ja
使用感
この季節になると何処から虫が部屋に侵入してくるのかわからないので、室内にある天井側のすき間を観察するのに用いた。
掲載しても特に問題も無さそうな物だけをチョイスした。他には良く分からない白いふわっとした固まりがあったりとか、虫系がダメな人にはキツイと思うので非掲載とさせて頂く。
と、この様に幾ら明かりを照らしてみたところでも絶対に見ることが出来ない奥底を鮮明に観察することが出来る。
また、使用中に LED を点灯させておくと先端の温度は熱いと感じる位にまでは熱を持つから人体への使用は止めた方がいいだろう。体にくっつけないように外側から鼻の穴をのぞき込む程度にしておくと良いかなと思う。
おわりに
スマートフォンをモニター代わりに使用することがメインの用途になると思われる。
何かの原因を探る為に狭い所を観察するだとか、排水口の掃除前後でどの位綺麗になるか確認する等と普段見ることの無い場所を見て現実を知ることが出来る面白い製品だ。
とにかく、直径 7mm のカメラが侵入出来る場所であれば何でも見る事が出来るから、本レビューで書いた以外でも利用の幅はまだまだあると思われる。
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