[PR Review] VAVA Voom VA-SK001 / AptX 対応 Bluetooth スピーカー

Review
この記事は約4分で読めます。
この記事は最終更新日より 1 年以上経過しています。
画像やリンクが無効になっている可能性もあるのでご了承下さい。

BuCCi Recommend
 この度は TaoTronics より VAVA Voom VA-SK001 のご提供を頂いたのでレビューをお送りする。
 本製品は重量感あるラウンドボディを採用した AptX コーデック対応 Bluetooth ワイヤレススピーカーである。イコライザボタンにより標準/パーティー/サラウンドと 3 モードの切替が可能であり、そのどれもがシチュエーションに応じて使い分けの出来る高音質を提供してくれる。
 更には 6,700mAh の Li-ion バッテリーを搭載しているので、10 時間の連続使用も可能であるし本製品からモバイルデバイスを 5V/1A の給電にて充電を行うことが可能だ。
 音質に関しては音を聞いた瞬間、久々にちょっとニヤっとする位に良い物であると感じた。


技適マーク有り 技適番号 204-520225

パッケージ

 パッケージは斜めに上下を分離させる形状を採っており、なかなか面白いと感じた。底面には技適マーク有り。当たり前のことなんだけど、技適マーク表示を正しく行わない海外製品が多いので、これだけでも印象はかなり良くなるし力の入れ具合も伝わってくる。

パッケージ内容

 スピーカー本体と充電アダプターに加えて MicroUSB ケーブルも付属している。外部入力端子も備えるのでステレオミニピンケーブルも付属。
 他、日本語取扱説明書とカードがある。
20160703-DSC_0006

スピーカー外観


 ボディサイズは横幅 235mm, 高さ 100mm, 奥行 45mm, 重量実測 1075.6g となかなかのサイズと重量感である。
 インターフェイス類はリア底部にまとめられており、外部入力端子/USB 充電出力ポート/USB 充電入力 MicroUSB 端子/充電入力 AC 端子と並んでいる。本製品の充電に関しては MicroUSB 端子からの充電も可能であるし、付属の AC アダプターを用いた充電も可能。2 系統の充電入力が使い分けられる。
 ボトムの刻印にも技適マークがしっかりと表示されているから安心して使用が可能だ。

使い方

 初回電源投入時、そのままペアリングモードに入ったので Xperia X Performance とのペアリングを行う事とした。デバイス名は VAVA VOOM で認識。
Screenshot_20160703-001235

音質チェック

 Sony Xperia X Performance にてプリインのミュージックアプリを用い、DreamTheater Greatest Hit: & 21 Other Pretty Cool Songs よりハードなプログレッシブロックから静かなバラードまで数曲チョイスして試聴を行った。

 先ずは本製品のイコライザーを標準モードとして試聴を行った。
 曲 (1. PULL ME UNDER) の出だしからして「おー」と感嘆が漏れる感じに重厚感があって伸びの良い音が発せられてしまった。標準モードであっても低音の出方はしっかりしており、全域に於いても過不足の無い素晴らしい音質、チューニングであると感じる事が出来た。
 ただ、筆者としては次の様にデバイス側でイコライジングすると「より」引き締まった好みの音が出るようになった。
Screenshot_20160703-002027

 次にパーティーモード。これはもう、重低音を出来る限りヒビる事無く出力させるように低音を強調したモード。
 今まで触れてきた Bluetooth スピーカーで同様なモードにすると、ちょっと無理を感じる低音の発音で、中域まで曇った音質になる傾向があったのだが、本製品では的確に低音を超重低音化する様だ。
 ご近所から叱られそうなレベルで低音が駆動するが、それでも苦痛に感じるような「ただ低音を強化しただけにはならない」のが面白い所であり、感心した部分でもあった。

 最後にサラウンドモード。擬似的に音に広がりを持たせる感じであるが、筆者はこう言ったモードの使用を好まないので深く触れずに置くこととするが、確かに広がりのある音は鳴っていると感じ取ることは出来た。

おわりに

 Bluetooth スピーカーなので設置場所を選ばず、持ち運んで使用することも可能ではあるが、音がかなり良いので外部入力を用いて AC アダプターを繋いだままパソコン用の固定スピーカーとしてもコンパクトで充分実用的であると言えるレベルの完成度であると思う。
 イコライザーに関しても落ち着きたいときは標準モード、ちょっと激しい曲を聴いて気分を高めたい時などはパーティーモードと使い分けが 1 ボタンで簡単に出来る事も使いやすくて良いポイントだ。

著者プロフィール
ぶっち

本格的に PC へ触れ始めてたのは 1990 年位から。
興味は PC 全般。OS は Windows と Linux などを嗜む。
プログラマやネットワークエンジニアを経てフリーに活動している 40 代も後半に入ったおじさんです。

ぶっちをフォローする

コメント

This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.