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この度、TaoTronics より TT-BH15 のご提供を頂いたのでレビューをお送りする。
本製品は AptX コーデック対応ワイヤレスイヤホンで、少し大きめなハウジングがマグネット内蔵の吸着可能なタイプとなっている。
パッケージ
パッケージ背面には Bluetooth 認証ロゴがしっかりと入っている。Bluetooth によるワイヤレスを実現している製品の中にはロゴが無い製品もあるだけに互換性と言った面で安心感がある。
同梱内容は次の通りで、交換用イヤーフックやイヤーピースも各サイズ取りそろえられている。
製品外観
ハウジングはイヤーピースのサイズから相対的に見ると少し大きめかなと分かる。
イヤーフックの先端には S/M/L のサイズ表記と R/L の左右表記が合わせて表示されている。
イヤーピースを外してみた。見た感じでは結構丁寧な作りになっている。
ハウジング同士はマグネットが内蔵されているので、左右吸着する。未使用時には首元でネックレスのようにしておける。
リモコンのボタンはこの手の製品ではスタンダードな 3 ボタン式。真ん中がマルチファンクションボタン (MFB) となり、電源 ON/OFF やペアリングモード移行操作などを行う。
ボリュームアップは突起のあるボタンでボリュームダウンは窪みのある側となる。
背面にはマイク穴が見受けられ、その横には技適マークの表示も正しく行われている。
音質チェック
いつも通りに Xperia X Performance とのペアリングにて、プリインアプリであるミュージックアプリを用いた音楽の試聴を行った。
イコライザー OFF の状態では低音が強く癖のある音質であると感じた。低音域が強いと明瞭感も損なわれてしまうのでちょっと勿体ないチューニングだと思う。
ドライバー自体は鳴りも良いと感じたので、筆者好みの音にすべくイコライザーで調整を行った。
強いと感じた帯域の音圧は落としつつ高音を少し上げ、最終的に聞こえる音を軽くしてやる感じの調整。
装着感
ハウジングのサイズが若干大きめな事もあって耳に大きくフィットする。個人差によっては入りきらない場合もあるかもしれない印象がある。
ケーブルは極普通のラウンドケーブルである為、フラットケーブルの製品よりは少ないと感じるはず。
おわりに
AptX コーデック対応且つマグネット吸着するハウジングと、付加機能の高いワイヤレスイヤホンとなっている。
音のチューニングは低音にピークがあるので、低音好みな人には丁度良いかと思う。好みに応じてイコライザー調整をいれてもきっちりと音が出てくれるので安心だろう。
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