[PR Review] SoundPEATS P5 / IPX4 等級防水対応 360 度サウンド Bluetooth ワイヤレススピーカー

Review
この記事は約5分で読めます。
この記事は最終更新日より 1 年以上経過しています。
画像やリンクが無効になっている可能性もあるのでご了承下さい。

 この度 SoundPEATS より Bluetooth ワイヤレススピーカーである P5 のご提供を頂いたのでレビューをお送りする。
 本製品は円筒形で全方位にサウンドを出力する Bluetooth ワイヤレスサラウンドスピーカーとも言える製品であり、尚かつ IPX4 等級の防水機能 ((水の飛沫程度までの防水機能)) を有しつつ 4,000mAh のバッテリー容量を持つのでアウトドアでの使用にも耐えうる高機能なスピーカーである。

パッケージ


 横長のパッケージに製品の特長が分かりやすいデザインがされている。
 背面にも主な機能や特長が表示されている。当然、技適マークと言ったワイヤレス機器には必須の物も正しく表示されている。

同梱内容

 スピーカー本体と充電用 MicroUSB ケーブルに外部入力接続用のステレオミニピンケーブル、取扱説明書が付属する。

スペック

 取扱説明書よりスペックを抜粋。
 円筒形のボディに 2 つのスピーカーを内蔵し、ステレオでドライブしてくれる物だと見て取れる。

  • Bluetooth 4.1
  • Bluetooth プロファイル : A2DP V1.2, AVRCP V1.4
  • 出力 : 12W x2 ステレオスピーカー
  • 再生周波数 : 180Hz~20KHz
  • 最大通信距離 : 見通し 10m
  • 電源入力 : 5V±0.25V/1A
  • 連続再生時間 : 7~8 時間
  • 充電時間 : 4~5 時間
  • バッテリー容量 : 4,000mAh
  • 本体サイズ : 78x75x190mm (WxDxH)
  • 本体重量 : 560g

スピーカ外観

 全景は同梱内容の写真を参考にして頂く事として、スピーカーのコンソールや要所にスポットを当てて紹介してみる。

 メインのコンソールとしては正面上部にある電源ボタンと MODE ボタンがある。
 電源ボタンはそのままの機能が割り当てられているが、長押しする事でペアリングモードに移行する仕組みだ。
 MODE ボタンはイコライジングによる音質の変化をもたらすボタンであり、屋内モードと屋外モードの 2 モードから成る。

 底面に目をやるとそこにはウーファーが装備されていた。足はシリコンラバーが採用されており耐久性と安定性を兼ね備えている。

 円筒形なので横置きする場合にも足が必要になるが、しっかりと転がらないようにシリコンラバーが 2 本装備されている。
 ここにスピーカーのスペックなどが表示されている。

 この横置き用の足がある面に充電端子と外部入力端子が防水キャップの下に配置されている。尚、このキャップが開いている時には IPX4 等級防水機能は無効となるので注意が必要だ。

使い方

充電

 先ずは充電をしておいた方が良いだろう。

ペアリング

 次はペアリング。開封直後に電源投入した場合、自動的にペアリングモードとなった。そのままスマートフォンから Bluetooth 機器の検索を行って接続は完了した。
 ペアリング先を変更する場合は本体の電源ボタンを長押しして「ピン」という音がしてボディトップの LED が青で点滅させる事となる。

操作方法

 本製品のボリューム調整方法が中々に優秀で扱いやすい。
 ボディ上部のボリュームリングをつかんで時計回り/反時計回りに回すことでボリュームの増減を行うことが出来る。

 選曲操作はトップのコンソールを指で直接触れてスライドさせると言った操作方法が採用されている。
 スライド開始位置と終了位置は必ず端から端までとしなくてはいけない。中心から左右へのスライドでは認識されない。
 撮影の都合上、横置きしてみたが横置き用の足の方向からしてコンソールが上下逆になってしまう状態となってしまった。ここは横置きでもトップのコンソールが正視出来る様に改善した方が良いかも知れない。

音質チェック

 筆者が使用している Xperia X Performance と接続を行い、プリインのミュージックアプリで音楽を再生することで試聴を行った。
 先ずは標準モードとして選ばれている室内モードで再生を行ったが、このイコライジングでは重低音重視とされており非常に低音が強い。しかし、ただ低音をパワフルにドライブしているだけではなくタイトな感じでクドさが余り感じられない。
 本体重量も 560g とまずまずの重量がある為、重低音のドライブに本体が負けていないという作りのバランスの良さも出ているのだろう。
 360 度全方位に音を出すようなスピーカーなので音の広がりも凄く感じる。
 次にモードを屋外モードに切り替えると重低音出力が控えめに抑えられ、代わりに中域のブーストが強めになった。これは屋外だと中域の減衰が強いのでブーストしてやらないと聴き取りづらくなる為だ。
 ただ、室内でもこの屋外モードは普通に聞けてしまう感じで寧ろ筆者個人としてはお気に入りだ。
 音質を変えるイコライザー 2 モード共に音楽のジャンルや曲、その他その時の気分次第で自在に切り替えて使うにもなんら問題無いと感じた。

 全体的な音質を評価するとなると、こういった 360 度全方位に出力するようなスピーカーではかなり高音質であると自信を持って言えるレベルに仕上がっている。

おわりに

 本製品 1 本で広がりのある音楽再生環境が手軽に作れる点と、機能性に負けない音質も確保されているので屋外のみならず屋内の使用に於いても使用するシチュエーションは多岐に渡るかと思われる。
 唯一横置きしたときのトップコンソールの向きが逆になってしまうという欠点は見受けられたが本製品の性質上、縦置きメインとなるだろうから目を瞑れるレベルではあるとおもう。
 手軽に広がりのある音が得られて音質も良くポータブル性を有したワイヤレススピーカーを探している方には是非オススメしたいと思う製品だと感じた。

著者プロフィール
ぶっち

本格的に PC へ触れ始めてたのは 1990 年位から。
興味は PC 全般。OS は Windows と Linux などを嗜む。
プログラマやネットワークエンジニアを経てフリーに活動している 40 代も後半に入ったおじさんです。

ぶっちをフォローする

コメント

This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.