NVMe SSD を USB 外付けに出来る ORICO M2PJ-GY を買ってみた

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はじめに

 以前までサブマシンで使用していた Intel 760p の 128GB をそのまま転がしておくのもなんだか勿体ないなぁ……
 ということで、外付けにして USB 3.2 Gen.2 接続の UASP を喋る事が出来る ORICO M2PJ-GY (M2PJ-C3) を購入してみた。

決め手になった物

 ORICO M2PJ-GY に決めた動機としては USB 3.2 Gen.2 だとか UASP だとか、そう言う物も当然あるけど一番大きいのは冷却性
 よく見かける製品だと、サーマルパッドが付いてるのに NVMe SSD を載せた基板をセットするのがスライド式だとかいう物。スライドさせるためにはサーマルパッドがケースと接触するとセット出来ないよねぇ…… って事で不安しかない。
 M2PJ-GY は基板に載せた NVMe SSD にサーマルパッドを載せ、その上から蓋をするようにカバーをしてネジ止めだからサーマルパッドが蓋と接触して熱移動をするのが良く分かる。

 つまり、NVMe SSD から発せられた熱が筐体にキチンと移動することが目に見えて分かる。というのが一番の購入動機だ。

本体外観

 放熱性を高めるために表面積を稼いでいると分かる。

 底面が蓋になっており、+ ネジではなくて T6 ネジで止めてある。T6 のドライバーは付属しているのでそれを使えば OK。

NVMe SSD をマウントする

 蓋を開けると基板が出てくるので、ここに NVMe SSD を固定する。

 基板裏を見るとコントローラーである JMicron JMS583 が見える。

 M.2 スロットに NVMe SSD を差し込んだから固定部分に付属の真鍮製らしきリングをあてがう。

 そして基板裏側より付属の黒い T6 ネジを締めて固定をする。

 加えて余っていた手持ちのサーマルパッドを 10x10mm サイズにカットしてコントローラーである JMS583 にも貼っておいた。これもまた発熱するのでケースに熱を逃がした方が良いかなと。

 最後に基板をケースに戻し、NVMe SSD に付属品のサーマルパッドをペタリとして蓋を閉じれば OK と。

使ってみる

 USB Type-A to C ケーブルと Type-C to C ケーブルの 2 本が付属しているので接続に困ることは無い。
 しかし、デスクトップ PC で使用する場合には若干短いと感じる場面の方が多いので、Amazon ブランド USB 3.2 Gen.2 対応 Type-A to C の 90cm ほどあるケーブルを別途購入した。これで問題無く使用出来ている。

 接続後の状態は Crystal Disk Info でも確認が行える。
 

 HWiNFO では M2PJ-GY に関する情報も拾える。
 購入初期時ではファームウェアが 0201 となっているが、筆者は自己責任の上として 0501 に更新済みとしている。

 ケース先端には LED を用いたアクセスランプが付いているので、アクセス確認に丁度良い。

 お約束的 Crystal Disk Mark は 8.0.4 を NVMe モードで実行した。

 想定通りの速度が出ているので期待通りと言ったところだ。
 USB で繋ぐだけでこれだけ速度が出るようになるとは良い時代になったもので。

 発熱に関してだが、Intel 760p の場合、M2PJ-GY に入れてベンチで負荷が掛かった時でも室温 25 度でも SSD 自体の温度は 47 度が最高だった。ケースに熱が逃げて外気で冷えてくれているのかなと思う。

NVMe SSD の用途

 最近サブマシンの組み替えを行ったので、その検証環境として Windows 10 をインストールし、常用環境とは切り離してメモリの OC 等の OS が壊れたらマズいテストを行っている。

 メインマシン用には古い 2.5inch の SSD を使用しているのでアクセス速度は大して速くはないが、M2PJ-GY に入れた NVMe SSD による Windows 10 起動は内蔵タイプな M.2 NVMe ブートと体感差の少ない高速な起動が出来て非常に快適である。

 また、ボディサイズがコンパクトなので、大きなデータの持ち歩きにも最適だろう。

おわりに

 余った M.2 NVMe の余生として USB 接続のストレージにしてしまう手も良いし、初めから外付けする目的で好みの NVMe SSD を選んだ上でこのケースに入れてしまうのも良い使い方だろう。

サーマルパッドを別売品に交換してみた

 暫く使用していて温度面など特に問題はなかったのだが、付属サーマルパッドの厚みにあと 0.5mm 欲しいなと気になってきた。
 そこで Amazon を散策していたら安いけど 6.0W/mK という標準的な熱伝導率を持つセット品を見つけたから交換してみた。

 これは 0.5, 1.0, 1.5 [mm] の 3 種類がそれぞれ 3 枚ずつになった製品。
 このうち 1.5mm 厚の物を使う。

 実際使ってみたら一般的な 2280 サイズの SSD 用としては 3.0mm ほど短い 67mm だと気がついた。でもこのくらいカバー出来ていれば大丈夫だろう。
 特に冷える様になったとかは無いので、正直ここは付属のサーマルパッドでも良かったかなと思った。

記事更新履歴

記事更新履歴
  • 2021/09/10
    18:32
    初版
  • 2021/09/20
    20:35
    サーマルパッド交換に関して追記
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著者プロフィール
ぶっち

本格的に PC へ触れ始めてたのは 1990 年位から。
興味は PC 全般。OS は Windows と Linux などを嗜む。
プログラマやネットワークエンジニアを経てフリーに活動している 2 児の父なアラフォーのおじさんです。

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