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はじめに
AMD Chipset Driver が Version 3.09.01.140 にて Windows 11 のサポートが追加された。
https://www.amd.com/en/support/kb/release-notes/rn-ryzen-chipset-3-09-01-140
しかし、Chipset Driver がサポートする CPU/APU のリストを見るとやや不穏な感じが。
AMD Chipset Driver がサポートする Chipset
Chipset サポートは最初期の A320, B350, X370 から始まり、WRX80 まで全ての Chipset をサポートする。
AMD Chipset Driver がサポートする CPU/APU
気になるポイントはここ。
Windows 10 では Ryzen と付く名の CPU/APU は全てサポートされている。
しかし、Windows 11 となると……
赤線を入れた部分の CPU/APU が “Chipset Driver のサポート” から外れる様だ。
これは Windows 11 自体がサポートする CPU/APU に合わせる形になったという事だろうか。
Windows processor requirements Windows 11 supported AMD processors
This specification details the AMD processors that can be used with Windows 11 customer systems that...
おわりに
手元に検証する環境が既にないのでなんとも言えないが、”インストールは出来るけど動作保証はしない” という形ならまだ良いが、”非対応環境ではインストールされない” 等となれば厳しい物があるだろう。
Windows 11 自体、サポートされない CPU/APU でも ISO メディアからクリーンインストールを行えば普通にインストールが出来るという話しだが、こうして Chipset Driver がサポートしなくなると言うようなリスクがあった。
それが今回、早速表面化してしまった―― という形になる。
ともあれ、実際はどういう挙動をするのか 2021/10/05 の Windows 11 リリースを待って情報を集めたい。
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