画像やリンクが無効になっている可能性もあるのでご了承下さい。
F&M 社の Inateck ブランドから販売されている USB 3.0 対応 4 ポートハブである HB4007 の提供を受けたので、またもレビューをお送りしたいと思う。
外観を一目見ると以前レビューを行った HB7002 と言う 7 ポートハブと同じく、“for Macbook” とされているデザインを持った USB ハブになる。しかし、Mac で無くともそのデザインからして多くの人の好みに合う物かなと思う製品だ。
また、ユニボディハブであり、1 枚のアルミから成形された物である。
製品スペック
Inateck HB4007 USB 3.0 対応 4-Ports Hub
Size : 97 x 35 x 18 (mm), 50g
USB 3.0 ポート数 : 4
付属品 : USB 3.0 ケーブル A-B タイプ (30cm)
Inateck HB4007 Gallery
転送速度と安定度のテスト
「USB ハブとして」の性能を標準的に発揮しているかは、例の如くポートに USB メモリを複数挿して同時に CrystalDiskMark を走らせる事で行った。同時にアクセスをさせる事に依り、アクセス時に消費する電力で HB4007 自体が不安定にならないか、デバイスが全て認識されたままでいられるか、全ての USB メモリへ転送が滞りなく終了するか等を見る事が出来るハズである為。尚、HB4007 は 4 ポート全て合わせた給電量は最大で 900mA なので、これを上回る場合には別途 AC アダプタを接続しなければならない。
同時アクセスによる CrystalDiskMark の結果は次の通り。
HB4007 は PC と 5Gbps で接続されており、それを 4 ポートで共有するから複数デバイス各々が同時にフルスピードを出すことは不可能。4 つのうちどれかに帯域が持って行かれると、他のデバイスは転送速度が激減してしまうが仕様上仕方の無い事となる。よって、複数デバイスで帯域を同時に必要とする場合では、USB ハブの使用は不向きである事には注意が必要だ。
HB4007 接続時 USB デバイス単体使用時の転送速度は次の通りとなり、デバイスの性能を遜色なく発揮できている。
おわりに
HB7002 のレビュー時と同様の事を書いてしまうが、デザイン性が製品選びの選択肢に大きく入ると思うので、この Inateck HB4007 はシンプル且つ洗練されたデザインで扱いやすく、機能的にも標準的な USB ハブとしての機能を持っているから多くの人たちへオススメ出来る一品であると思う。
アダプタレスで手軽に使用可能な HB4007 と共に AC アダプタの付属 7 ポートハブである HB7002 も合わせた製品選びが可能なことも良いラインナップである。
コメント