Yoofor 包丁/ハサミ研ぎ器のレビュー

Review
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 この度 Yoofor JAPAN より包丁/ハサミ研磨機の提供を頂いたのでレビューをお送りする。
 包丁研ぎのみならず、ハサミも研磨して切れ味を取り戻してくれる珍しいと思う製品である。

概要

パッケージ

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内容物

 本体と取扱説明書のみとシンプル。取説は日本語の記載もあるのだが、文字が非常に小さく読みづらい。
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ハサミの研磨方法

 片刃のハサミを同時に磨ぐ構造になっている。ハサミを開いて差し込んだ後、軽く閉じたまま一方向にのみ動かしていく。前後に往復してはいけないとの事。
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包丁の研磨方法

 荒研ぎから順に始めて細研ぎを行い、最後に仕上げ研磨を行う。

荒研ぎ部分

 材質はタングステン鋼という硬度の高い金属を用いる。
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細研ぎ部分

 材質はダイヤモンドドレッサー
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仕上げ研磨部分

 材質はセラミックになっている。
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実際に使って見る

ハサミを研ぐ

 ハサミを開いて研磨剤を軽く挟むように手前に引く形で行った。
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 結果、相性でもあるのか自分のやり方が悪いのか不明であるが、ハサミの刃先がボロボロになって使えなくなってしまった。
 紙を切ろうにも切り口がガタガタである。古く、どうなっても良いハサミでやったのでこのハサミは破棄する事に。

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 レビュー執筆後、「どうせダメになったのなら」とゴリゴリ研いでいたら見た目こそ上の写真の様に刃先がなっては居る物の、ティッシュペーパーすら綺麗に切れるまでに切れ味が復活してしまった。よって、個人的には評価が上がる感じとなった。

包丁を研ぐ

 研いでいるところの写真を撮る事に危険を感じたので、過程は割愛して結果がこれ。
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 嫁さんが気に入ってずーっと使っている安物の包丁で、刃先がボロボロだった物を研いだ。刃こぼれを起こしていた一部が綺麗になって切れ味が復活してしまった。素直に感動である。
 流石に深く刃こぼれしていた部分はどうにもならなかったが、これで充分過ぎるだろう。

使用後

 包丁の材質にもよるだろうが、研いだあとは金属粉が大量に出ていたので手持ちのブラシで落としつつ、ティッシュに包んで捨てたり取りきれない物は掃除機で吸った。
 この研ぎ器は水の中に入れないで下さいと取説に記載があったので、ブラシくらいは付属品として付けても良いかなと思うところ。
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おわりに

 こういった家庭で包丁を研げる製品は今一信用ならない感じが大きかったが、普段包丁すら使わない素人でも切れ味を復活させる事が出来たので嬉しい。
 ハサミ研ぎに関しても最初こそ刃先がボロボロに…… なんて書いていたが、研磨が足りなかったようでやけになってゴリゴリ研いだら凄い切れ味になった。「ヤバい。記事に嘘書いたかな」と思いつつ加筆修正する事となった。

著者プロフィール
ぶっち

本格的に PC へ触れ始めてたのは 1990 年位から。
興味は PC 全般。OS は Windows と Linux などを嗜む。
プログラマやネットワークエンジニアを経てフリーに活動している 40 代も後半に入ったおじさんです。

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