[PR Review] TaoTronics TT-DL11 / LED デスクライト 386lm 5,500K

Review
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 この度 TaoTronics より TT-DL11 / LED デスクライトのご提供を頂いたのでレビューをお送りする。
 本製品はタッチセンサーにより調光が可能な LED デスクライトである。明るさは最大で 386 ルーメンと程よくありつつ、色温度も 5,500K と太陽光に合わせた目に優しく物を見やすいスペックに仕上げられている。

パッケージ

 縦 279mm 横 183mm 奥 121mm と余裕有るパッケージサイズで、背面には部位説明と各国語で特長が記載されている。

デスクライト外観

 タッチセンサーで調光を行うため、物理的なスイッチが存在せず非常にすっきりとまとまっている。
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 ランプヘッド部分は単調にカーブを描いたり平面なのではなく、4 つの緩やかな曲面デザインになっている。
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 スタンド部分を見ると電源マークが見えるが、その部分をタッチすると電源が入り、タッチしたままでいると電源が切れる仕組み。電源を入れた後、そのまま指を右にスライドすれば明るくなるし、電源マーク方向にスライドするなりタッチすれば暗くなる。
 表面はピアノブラックなので指紋が目立つかも知れない。
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 スタンド背面に AC アダプターを接続する端子がある。
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使って見る

 最大点灯させても LED 特有のギラ付きというかキツい明るさという物は全く感じ無い。それは LED 素子からでる光を柔らかく拡散するような構造となっている為である。
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 電源オフ時のライト面。素子は直接見えないようにディフューザーが付いている。
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 使用中の実消費電力は明るさを最小にすると 1W 以下、最大で 9W となった。LED が 8W なのであとの 1W はアダプターのロス分だろう。低消費電力であるから、日常的に使用してもなんら問題のないレベルである点も省エネで良い。

使用中の温度

 光源である LED は明るさによっては結構発熱する。最大の明るさで数時間付けっぱなしにした場合、シェード部分を非接触型温度計で計測すると約 60 度まで到達していた。
 また、この時の AC アダプターも同様に計測すると 45 度であった。
 アダプターは思ったよりも発熱していない感じではあるが、シェードは熱いと感じる温度なので長時間の使用後はちょっと気を付けてみよう。

使用例

 普通、こう言ったスタンドは読書などに用いる事がメインになるかも知れないが、筆者視点だと違う方向へ行ってしまう。
 一番気に入っているポイントは色温度が 5,500K である所。これは小物を撮影するときに良く出している撮影ブース内の光源として非常に最適な色温度であるからだ。
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 ランプヘッドの広い可動域を活かし、この様に撮影時の光源としても用いる事が出来る。これで被写体も自然な明るさで写るので凄く良い。

おわりに

 LED であってもソフトな光源となり、目にも優しいから読書や細かい作業時の照明にも適していると思う。筆者のようにちょっと道を外れて撮影用光源としても役立ってくれるハズ。
 個人的にちょっと気になるのはやはり、ボディがピアノブラックであるので塵や埃がどうしても吸着してしまう点にある。マット加工したバージョンもあると尚良いかなと思ってみる。
 現時点では 3,000 円を切る値段であるため、その辺の家電店でデスクライトを探すよりも遙かに安く良い物であると言えよう。
 通常の使い方も加え、撮影用光源としても今後は活用させて頂こうと思う。

追記

2016/05/21 14:00

 シェード部分と AC アダプターの発熱について追記をした。

著者プロフィール
ぶっち

本格的に PC へ触れ始めてたのは 1990 年位から。
興味は PC 全般。OS は Windows と Linux などを嗜む。
プログラマやネットワークエンジニアを経てフリーに活動している 2 児の父な 40 代半ばのおじさんです。

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