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この度、TaoTronics より TT-BH16 のご提供を頂いたのでレビューをお送りする。
本製品は AptX コーデック対応で IPX5 等級の防水機能を持った Bluetooth ワイヤレスイヤホンである。ハウジングにマグネットを内蔵しているので未使用時にはネックレスの様に身につけたままにもしておける流行りのタイプ。
パッケージ
パッケージ背面には Bluetooth 認証ロゴがしっかりと入っている。Bluetooth によるワイヤレスを実現している製品の中にはロゴが無い製品もあるだけに互換性と言った面で安心感がある。
同梱内容は次の通り。イヤーフックとイヤーピースの L サイズと S サイズが別途付属。M サイズは装着済となっている。
製品外観
ハウジングには TaoTronics のロゴが刻印されており、この面がマグネットになっている。
イヤーピースを外してみるとメッシュの部分も丁寧に作られている。
リモコンはスタンダードな 3 ボタン式でマルチファンクションボタン (MFB) で電源 ON/OFF, ペアリングモード移行操作, 再生/一時停止を行う。突起の付いたボタンはボリュームアップで窪みのあるボタンがボリュームダウンになる。それぞれ長押しで前後の曲を選曲する操作も可能だ。
尚、本製品の充電はリモコンに端子があるので付属のケーブル若しくは MicroUSB ケーブルを用いて充電器やモバイルバッテリーへ接続することで行う事が出来る。
音質チェック
いつも通りに Xperia X Performance とのペアリングにて、プリインアプリであるミュージックアプリを用いた音楽の試聴を行った。
音のチューニングは最近の流行なのか分からないがとにかく低音重視と言った感じだろうか。筆者個人としては低音が強すぎるのは良いが、それに吊られて 400Hz~1kHz の音域まで一緒にブーストされてしまうのは好まないのでイコライザーで程よくなるまで抑えてやる必要があった。 ((参考までに筆者好みの音とは TT-BH07 レベルの物を指す。))
この調整で強すぎた低音域をスッキリさせつつ 6kHz の高音域を少し持ち上げて明瞭感を出すような感じが得られた。
もっともドライバー自体は音をキチンと出す性能は有しているのでイコライザーで調整しても音が不自然になる事は無かった。
装着感
ハウジングサイズが極普通のイヤホンサイズである為、装着感は抜群に良いと感じる。キツすぎず、それでいてしっかりホールドされているので安定感も非常に良好だ。
ケーブルもフラットケーブルではなくて一般的なラウンドケーブルである為にタッチノイズもそう酷い物では無かった。
おわりに
AptX コーデック対応且つ IPX5 等級の防水機能にマグネットと、音質に関わるところもそうでない所にも評判の良い付加機能を有したワイヤレスイヤホンに仕上がっている。
標準では低音重視なチューニングとなっているが、イコライジングで調整可能な域で収まっているからオールラウンドまでとは行かないかも知れないが割と幅広く活用出来るかと思われる。
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