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この度は TaoTronics より VAVA BH009 のご提供を頂いたのでレビューをお送りする。
本製品はちょうど今日 2017/06/24 発売の Bluetooth ワイヤレスイヤホンであり、流行のマグネット吸着タイプの金属製ハウジングを特長としたバランスが取れた音質の製品だ。
VAVA ブランドのイヤホンだが、TaoTronics TT-BH07 の改良版に位置する製品なので音質には折り紙付き。
製品概要
ピンボケした写真で申し訳ないがポップなイメージを持つパッケージが特徴的。
付属品は交換用イヤーフックとイヤーピース、充電ケーブルにケーブルクリップがある。キャリングポーチも入っているので持ち歩きにも便利だ。
製品スペック
スペック詳細に関しては一切の記載がないので、Amazon の販売ページより分かる範囲で抜粋。
- AptX コーデック対応 (Android 端末のみ)
- 連続再生時間 : 8 時間
- 充電時間 : 最大 2 時間
- IPX5 等級防水
外観
ハウジングは金属製でしっかりしており、程よい重みがある。マグネット内蔵であるので写真の様に未使用時にはくっつけておくと便利。
イヤーフックとイヤーピース共に異なるサイズが付属しているので、自身の耳にあった組み合わせで好きなように出来る。
ケーブルはフラットケーブルタイプ。人によってはタッチノイズが気になるかも知れない。
リモコンはスタンダードな 3 ボタン方式で真ん中の MultiFunctionButton (以下 MFB) で電源 ON/OFF と再生/一時停止、長押しでペアリングモード移行などと多くの機能が割り当てられている。+ と – はボリューム増減と長押しで前後に選曲可能。
VAVA のロゴ側にマイク穴があるので、本製品を用いたハンズフリー通話も可能。
充電端子は MicroUSB となる。
技適マークはケーブルに付けられたタグに表示されている。将来的にはこの取得規格系はリモコンの空いたスペースに印刷してくれるとタグが邪魔にならずに済むかと思う。
音質チェック
筆者所有の Xperia XZs とのペアリングを行い、プリインアプリのミュージックアプリで試聴を行った。選曲はいつも通りにプログレッシブロックな Dream Theater の曲からハードな物からアコースティックな物と複数チョイス。
Xperia XZs 側のイコライザーを取り敢えず OFF のフラットな状態から聴き始めたが、その状態からでも満足のいく「音楽鑑賞の出来る音質」が確保されたチューニングに仕上げられていた。
筆者は低域も中域も高域も全てが突出せずバランス良く聴けるチューニングが大好きなので、自ずと本製品のチューニングもお気に入り。
少し筆者の耳と好みに丁度良い調整をすると次のようなイコライジングになった。
見ての通りフラットな状態から大きく乖離しない調整で済んでしまうので、元がどれだけイイ感じなのかは目でも分かるかも。
今回調整した筆者なりの目的は次の通り。
6kHz 前後をちょっと持ち上げてあげると音のクリアさが若干増すので音の通りが良くなった。低域に関しては余り強いのは好まないので少し落としてやることで全体的な音の締まりが良くなったと感じる。
ボーカルの音域はそのままで十分だし、16kHz といった高音域もそのままで良く出ているから問題は感じられない。用は音の好みで左右される部分のみの調整だ。
もう少し強弱どちらの方向で調整してもイヤホンのドライバーは音をしっかり鳴らしてくれるのでターゲットとなるユーザーは多いかも知れない。
おわりに
イヤホンとしての作りもさることながら、音質も十分満足のいくものであり実売 3,000 円以下で手に入るイヤホンの中では群を抜いた音質を持つ。
廉価な Bluetooth ワイヤレスイヤホンの中でもかなり人気が出る物では無いかと思った。
オススメである。
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