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はじめに
Ryzen 9 3900X を使っていた頃から目標にしていた DDR4-3733 というメモリの動作。
Ryzen 9 5950X に乗り換え、更にメモリも G.Skill F4-3200C14D-16GFX x4 から F4-3600C14D-32GTZR x2 に交換してやっと安定動作の目処が立ってきた。
マシンスペック
メモリの動作設定
動作クロックは 3733MHz、Infinity-Fabric は 1866MHz という 1:1 動作とし、タイミングは CL16-16-16-16-32-48 というテンプレ的な物にサブタイミングは限界まで詰めたもの。
メモリを買い替えた当初は vDIMM 1.40V に vSoC 1.050V、VDDG CCD/IOD 1.000V に VDDP 0.900V という電圧で動作させていた。
しかしまぁ電圧は低いにこしたことはないので、もう少し下げられないかと先ずは vDIMM を少し下げて行ってはストレステストを繰り返した。
vDIMM が定まったところで今度は vSoC や VDDG CCD と IOD を見なおして更にストレステストを行った。
でもって最終的には vDIMM 1.37V, vSoC 1.025V, VDDG CCD 0.950V, VDDG IOD 1.000V, VDDP 0.900V という設定に行き着いた。
設定が決まったのであとは自分で作っておいたセッティングシートを更新して印刷しておいた。
設定項目は全部覚えきれないので印刷しておけば BIOS 更新後の再設定もスムーズになる。
今後のメモリ設定
次は DDR4-3866 で常用出来そうなセッティングを模索したいところ。
CL16-16-16-16-32-48 設定だと vDIMM 1.50V を要するが、CL16-17-17-17-33-50 とする事で vDIMM 1.45V まで下げられることは分かった。
しかし、現状の AGESA 1.2.0.0 の入った BIOS では DDR4-3866 動作をさせると vSoC や VDDG をある程度盛ってあげても WHEA-Logger 19 が大量発生するので、BIOS の更新を見ながらゆっくりと設定を弄って見たいと思う。
おわりに
仕上げとして BIOS を弄らず 4~5 日後に再度ストレステストを行うという作業が待っている。これは設定当初、ストレステストに通っても数日から 1 週間ほど経過すると意味不明にエラーを吐き出す事が以前あったから。
でも今のところはそれすらクリアしそうな手応えを感じているので、早まってこうした記事を書いてしまった。
メモリ弄りも楽しい物だけど早いところ一息つきたい物だ。
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