キャンペーンで SOUNDPEATS Capsule3 Pro 当選

Review
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はじめに

 2023/04 下旬に Twitter での当選 DM が飛んできて驚いたもんで、直ぐに賞品である SoundPEATS Capsule3 Pro が発送されて着弾した。
 過去、SoundPEATS 製イヤホンを山ほどレビューしてきた筆者だが、今回のイヤホンは最新の製品だけあって最高の仕上がりになっていると直感するほどの物だったので簡単に紹介したい。

スペック

Bluetooth 仕様
Bluetooth Ver.5.2
対応プロファイルHSP, HFP, A2DP, AVRCP
対応コーデックSBC, AAC, LDAC
通信距離10m
基本仕様
ケース込み寸法50x67x26 [mm]
重さイヤホン片側 5g, 総重量 48g
防水規格IPX4
ノイズキャンセリングANC
バッテリー仕様
バッテリー容量ケース 500mAh, イヤホン 35mAh
最大連続再生時間約 8 時間
ケース併用時の再生時間約 52 時間
イヤホン充電時間約 1 時間
充電端子USB Type-C

パッケージとその内容

パッケージ
技適マークやその他適合規格

 付属品はシンプルにマニュアルとイヤーピース S/M/L 3 サイズと、ケースの充電に必要な USB Type-C ケーブルとなっている。

SoundPEATS Capsule3 Pro 外観

 イヤホンとしてのデザインも洗練されていると感じたので、ちょっとばかりその外観も見ていこう。

ヒンジ部分にロゴが配置されている。
蓋をあけたところ。
電極が保護されているので Remove しよう。
SoundPEATS ロゴが入ったデザインがイカす。
ANC で使用されるマイクが上部に配置されている。
ハウジングから出るノズル部分は楕円形になっていた。

使い方

 開封時からある程度の充電量はあった様だけど念のために満充電にしておいた。

 続いてはペアリング。Bluetooth 機器ならお約束的な作業となる。
 Capsule3 Pro の蓋をあけてイヤホンを取り出すとペアリングモードに入っているのでスマホと繋いであげた。
 一度ペアリングを行うと、次回以降は自動的に繋がるようになってくれる。

 開発者向けオプションより Bluetooth 周りの情報を確認してみた。
 LDAP と AAC 各接続モードの状態は以下の通り。

スマホのアプリのインストール

 SoundPEATS Capsule3 Pro はスマートフォンにアプリをインストールし、ファームウェアの更新や動作モードの変更を行うことが出来る。
 特にイコライザー設定は一度行えばイヤホンが記憶してくれるので、以降は自分の耳にあった音質を維持出来るという素晴らしい機能である。

SoundPeats - Apps on Google Play
a customized software for SOUNDPEATS headphones
‎SOUNDPEATS
‎SOUNDPEATS application provides users with unique functions. Connected devices can customize person...

アプリで設定を行う

 SOUNDPEATS Capsule3 Pro はデフォルトのままでもオールマイティに聴けるチューニングが成されていたが、アプリケーションでイコライザー設定を行うと本領を発揮する。

ファームウェア更新確認

 一応ファームウェアの状態も確認してみたが最新だった。

音のカスタマイズを行う

 画面左下のスライダーアイコンをタップするとカスタマイズモードに出来る。
 ここでイコライザー設定を行う。初期状態では SOUNDPEATS クラシックというベーシックな設定になっている。

 プリセットにはその他いくつかの設定があるので、ここから好みのものを探すのも楽で良い

 「イコライザー (EQ) カスタマイズ」では 20~14kHz, 9 バンドの調整が可能とされていた。無難な数だと思う。
 ここで自分の耳と好みに合わせたチューンをガリガリ行うのが一番良い仕上がりになるかと思われる。

アダプティブイコライザーで音質を自動調整してみよう

 上記の通り 9 バンドの EQ でガリガリチューンするのも良いが、AI に任せた自動調整というものもなかなかに良い仕上がりとなるのでオススメしたい。

 「アダプティブイコライザー」の所にある詳細をタップすると可聴領域のテストが行われる。
 これは周波数毎に耳の聞こえ方から判断した EQ の自動調整となる。

 画面に書かれているとおりテストを進めると以下のようなレポートが表示される。
 こちらの設定でアダプティブイコライザーを有効化すると、自身の耳に合った程よい音質にしてくれるという訳。
 イコライザーのカーブを見ての通り、40 代も半ばといった筆者では超高音域が全然聞こえていないと目で見て取れる (涙)。しかし、耳の劣化に合わせて盛ってくれているから全体として良い感じになるのである。
 加えて中域はあまり盛らない、若しくは若干削るという動作も筆者の好み通りなので堪らない機能だと感じた。

音質チェック

 スマートフォン Galaxy S10 とのペアリングにて Poweramp というアプリ経由で音楽を再生して音質チェックを行ってみた。

 SOUNDPEATS アプリによる設定が無くともオールマイティで無難なチューニングの為、違和感無く音質に関する不満を感じることは無かった。
 そこからアプリにてアダプティブイコライザーを設定し、有効化した状態となると、もうこれ以上無いであろうと思うレベルの高音質であると感動した。

 Capsule3 Pro のドライバーはどの様な音域であっても素直にクセも無く音をドライブしてくれるからなのか、EQ の設定に合わせてもこれまた素直な為、高音質なのだなと思う。

おわりに

 SOUNDPEATS 製 TWS なイヤホンは予てより音質も良く、チューニングも好みな製品があったが、Capsule3 Pro に於いては自分でチューニング出来る楽しみも与えてくれた。
 これにより複数製品を行ったり来たり試す必要もなくこの 1 製品のみで EQ 設定を行い、時々で変わる耳や気分に合わせたものとし、ずっと長いこと使っていけるイヤホンとなるだろうと思う。

 これは強い。

著者プロフィール
ぶっち

本格的に PC へ触れ始めてたのは 1990 年位から。
興味は PC 全般。OS は Windows と Linux などを嗜む。
プログラマやネットワークエンジニアを経てフリーに活動している 40 代も後半に入ったおじさんです。

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