2015 年に使用した Bluetooth 対応イヤホン/ヘッドフォン Best

Review
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 2015 年もあと少しで終わってしまう。今年はお陰様で各社よりレビュー依頼を頂いており、それなりの数を扱ってきた。レビュアーとしては嬉しい限りだった。
 改めてこの場で感謝の意をと思ったが、どうせならと今年一年で触った Bluetooth 対応のみに絞り、イヤホンとヘッドフォンそれぞれで管理人視点の BEST を選んでみたいと思う。

提供

 今回使用する製品は 2015 年中に提供を頂いた企業 3 社から販売されている物になる。
 Shenzhen SoundSOUL information technology / SoundPEATS QY, Q Series
 F&M Inateck ブランド / Inateck BH1001
 Claybox Limited / Audiomax HB-8A

一次選定

 いくらかある手持ちの中から、その全てをふるいに掛けるよりある程度絞った以下の 6 品をチョイスした。
 それぞれイヤホン、ヘッドフォンの 2 部門で ぶっち BEST な品を 1 つ選ぶ。

 イヤホン部門 : SoundPEATS QY9、SoundPEATS QY7、SoundPEATS Q6、Inateck BH1001
 ヘッドフォン部門 : SoundPEATS A1、Audiomax HB-8A

パッケージ写真でも

製品外観

 全てを身につけるとこうなった。ただこれだけをやりたいが為に記事を書いたのかも知れない。
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比較用音源

 昔々、おっさんが若い頃に聞いていた曲の中から 2 曲選んだ。
 洋楽 = EXTREME のアルバム PORNOGRAFFITTI より「It (‘s A Monster)」
 邦楽 = 宇多田ヒカル のアルバム HEART STATION より「虹色バス」
 再生器機は SONY Xperia Z2、アプリは SONY のミュージックアプリ。オーディオ設定は ClearAudio+ のみを有効にした状態で EQ 無しとする。

評価方法

 こちらで選んだ 2 曲で音の出方を「高音域、中音域、低音域」と更に「明瞭度」それぞれに分けて 5 段階で採点。1 が悪くて 3 が普通、5 が最高という具合。
 単純に加算して点数の高い物が BEST と。実売価格差は考慮しない。

イヤホン評定

SoundPEATS QY9

 低音域の出力が大きめ。中音域と高音域は良く出ており明瞭度も充分得られた。
 低音域 2、中音域 3、高音域 4、明瞭度 4 = 合計 13 ポイント

SoundPEATS QY7

 低中高とどれもが非常にバランスが良く、その良さから明瞭度も充分に得られている。ベストセラーだけあって納得の出来る完成度だと思った。
 低音域 4、中音域 4、高音域 4、明瞭度 5 = 合計 17 ポイント

SoundPEATS Q6

 低音域の出力に若干の不足感がある。中音域もボーカルが聞きやすい感じだし高音域もキツ過ぎず程よい。
 低音域 3、中音域 4、高音域 4、明瞭度 4 = 合計 15 ポイント

Inateck BH1001

 低音域がかなり良い出方をしてくれる。それに潰れない中音域、過不足のない高音域と全体的なバランスが凄く良い。
 低音域 5、中音域 4、高音域 4、明瞭度 4 = 合計 17 ポイント

ヘッドフォン評定

SoundPEATS A1

 低音域は程よく出ているが、中音域に微妙な篭もりがあると感じるかも。高音域は特に過不足無し。
 低音域 4、中音域 3、高音域 4、明瞭度 4 = 合計 15 ポイント

Audiomax HB-8A

 タイトな低音域、厚みを感じる中音域に伸びのある高音域、明瞭度も音が互いに邪魔しない感じで素晴らしい。
 低音域 5、中音域 5、高音域 4、明瞭度 5 = 合計 19 ポイント

結果

イヤホンの ぶっち BEST

 同率で SoundPEATS QY7 と Inateck BH1001 をチョイス。あとは見た目の好み、その他機能性となるだろうか。

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ボディとクリップ BH1001 本体

ヘッドフォンの ぶっち BEST

 比較対象が 2 品しかなかったので、どちらかになってしまう感じだがこれはファーストインプレッションで決まるかも知れない差が見られた。価格差は考慮していないからその分 A1 が不利になる所だが。
 実際に買うとすれば「価格差を見て予算に合う方」という事だろう。
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まとめ

 個人的な好みで音のみに絞った評価を行ってみた。もちろんこれらの製品もそうだが、今回載せていない製品でも「音以外」に良いところのある製品もある。
 操作性、外観、フィット感、バッテリーとそれぞれどこに比重を置くかでこの記事は意味を成さない物になるから要注意である。
 また、基本的に Bluetooth ヘッドフォン/イヤホンは AptX 対応であれば必要分の音質を満たせると思うので AptX 対応製品を狙ってチョイスするだけでも当たり外れの無い製品を手に出来ると思われる。

関連レビュー記事

 SoundPEATS QY7 ワイヤレスヘッドセットのレビュー
 Inateck BH1001 ワイヤレスヘッドセットのレビュー
 Audiomax HB-8A Bluetooth 対応ヘッドフォンのレビュー

その他注意事項

 音の聞こえ方には個人差もある上、好みもあるのであくまで参考程度として頂きたいと思う。

著者プロフィール
ぶっち

本格的に PC へ触れ始めてたのは 1990 年位から。
興味は PC 全般。OS は Windows と Linux などを嗜む。
プログラマやネットワークエンジニアを経てフリーに活動している 40 代も後半に入ったおじさんです。

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