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夜間にあれやこれやとしているとき、Bluetooth ワイヤレスヘッドホンを使って TV みたりアニメ流しっぱなしなんてする事も多いので、Inateck の USB Bluetooth アダプタを以前に購入して使ってきた。
最近になってふと、「あ、そう言えば技適」って良く見たら技適マーク無しだった。いかんわこれ。そんな流れで USB Bluetooth アダプタを買わなければ行けない状況に。
そこで、以前ツイッターで教えて貰った AptX コーデック対応の CSR チップを使ったサンワサプライのアダプタが 1,100 円位で売っていたから即決購入した。
サンワサプライの Bluetooth アダプタは Class1 と 2 があったけど、どのみちヘッドホン側は大概 Class2 だから、同 Class の MM-BTUD44 を選んだまで。
パッケージ背面にあれやこれやと対応プロファイル云々と記載がある。Class2 なので電波の届く距離は 10m までとなる。
基本的に筆者の用途であればヘッドホンなので、AptX コーデック対応とプロファイルとしては A2DP と AVRCP が使えればそれで良いかなと。基本的なプロファイルなので当然対応されているので、使用上の問題も無い。
同梱品にはドライバーの収められた CD-ROM が付属しているが、これは今回使用しない。Windows10 で CSR チップを使った Bluetooth アダプタなら OS 標準ドライバで AptX コーデックまで対応しているらしいからだ。
でも Windows10 の標準ドライバでは AptX コーデックで接続されているか否かは確認のしようが無いので、今回敢えて CSR Harmony Software Stack ってドライバーを入れる事としているが、これは後述。
USB Bluetooth アダプターの外観。ご覧の通りに日本のメーカーだけあって当然技適マークは正しい表記で刻印済となっている。例のマークに R から続く番号が付いていれば正しい表記なのである。
さて、PC に本製品を接続する前に先ずはドライバーをインストールしておく必要がある。
サンワサプライの製品ページのダウンロードより、Windows8 64bit 用のドライバーをダウンロードしてくる。
ファイル名は mmbtud43_40.exe となっている。そのまま実行しても良いが、7zip で中身を覗いて 64bit フォルダ以下にある setup.exe のみを抽出して実行した方がスマートになる。どちらでも良いのでこれを Windows10 上で実行してドライバーをインストール。指示に従うだけでインストールされる。
ドライバーのインストールが完了したら本製品を PC に繋げば OK。通知領域にある Bluetooth アイコンを右クリックし、「Bluetooth デバイスを追加」より「オーディオ/ビデオデバイス」をクリックし、接続するイヤホンをペアリングモードにすれば本製品が見つけてくれるので簡単にペアリングも完了する。
AptX コーデック対応機種であれば、画面右下からニョキっと AptX ロゴが表示されるので AptX が有効であるか否かは一目瞭然である。
これで実際に適当に TV を見た所、以前とくらべて音の解像度がグッと増して有線接続のヘッドホンと何ら遜色が無いような音質で聞こえてきた。遅延も最大で 100ms を切ってくる事も特長であるから、人の口元や効果音なんかも遅延を感じること無く自然に聴く事が出来るようになった。
体感出来るレベルで音質が向上したので AptX ってのは素晴らしいなと。
追記
2016/11/11
購入日から昨日 11/10 まで CSR Harmony Software Stack をインストールして使用してきたが、どうも初回接続時や長時間の使用中となると、音声がドンドン遅れてきてしまうようになってきた。
そこで CSR Harmony Software Stack をアンインストールし、Windows10 標準ドライバーで動作させるように切り替えたところこの問題は解消出来た。
となると、あえて CSR のスタックを入れる必要も無いかなと。もちろん Windows10 標準ドライバーは AptX コーデック対応であるから音質に関して変化する事は無かった。
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