はじめに
オペアンプの交換が簡単に出来るアンプを手にしたのは初めてだったので、ここはひとつ手を付けておくかなと NFJ 製基板の OPA1612 を購入した。
1,200 円とリーズナブルに試す事が出来る。
OPA1612 の外観
表面実装タイプの OPA1612 を NFJ さんが DIP 変換かます感じに実装してくれている。
裏面は放熱性能を上げるための工夫がされていたり。これで音質もあがるとかなんとか。
オペアンプ交換
FX-502J デフォルトでは NE5532P が載っかっているのでこれを引っこ抜く。
そして OPA1612 を向きに気を付けて差し込むだけ。これだけで終わりという作業で凄く簡単。
オペアンプ交換に際しての注意
FX-502J は使用している AC アダプターの電圧とオペアンプ駆動電圧が大体同じだそうなので、この点を気を付けなければいけない。
以前までは 19V のアダプターを使用していたが、OPA1612 の上限は 18V なので、取り敢えずこれに合わせて手持ちにある 18V/2A 程度の AC アダプターに交換しておいた。
NE5532P だと 24V とか突っ込んでも大丈夫だけど、そのまま OPA1612 に交換したらぶっ壊れるとおもう。
音を聞いてみる
OPA1612 に交換後、YouTube で動画を流して音楽を聴いてみたり。
アイルランドの驚異的な4K-象徴的な目的地 – 感動的なサウンドトラック – YouTube
第一印象は高域の音が強くなって全体的に明瞭感が増した事。
低域は余り変わった印象もないが厚みが増し、中域~中高域は NE5532P よりも少し弱く大人しくなった感じだ。
現在使用しているスピーカー Edifier R1000TCN (パッシブ化済) は低域が弱いのでイコライザーでドンシャリなカーブにしているが、OPA1612 に変えてからは高域~超高域を若干抑えて中高域を持って上げたら自分好みになった。
これで更に音質が向上したと実感できた。
おわりに
オペアンプ交換は明確に音質が変わると知れたので良い経験になったが、OPA627au とか更に値の張るものに交換したらどうなっちゃうんだろうなぁという欲は出る。
しかしまぁ現状の OPA1612 で自分には十分過ぎる音質が確保できているので当面はこのままで行こうと思う。
次は USB-DAC でも手を付けてみたいなと画策中。あまり沼らないように気を付けないとだ。
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