AMD Radeon RX 470 と RX 460 が発表された

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 PC Gaming Show で Radeon RX 480 に続いて RX 470 と RX 460 に付いて発表された。

PC Gaming Show でチラ見せ

 これは RX 480 の実機
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 そして初お目見えとなった RX 470 (左) と RX 460 (右) がこちら。共に基板からして小さい。RX 460 に至ってはヒートシンクも小さいので、その内ファンレス製品が期待出来るかも知れない。
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AMD Radeon RX 460, 470, 480 のスペック

 リークしているスペックは次の通り。全て 6/29 の発売となりそうだ。

Radeon RX 480 Radeon RX 470 Radeon RX 460
コア名 Polaris 10XT Polaris 10 PRO Polaris 11
SP 2304 ? ?
コアクロック 1266MHz 1206MHz ?
演算性能 5.5TFlops ? ?
VRAM 4/8GB ? ?
バス幅 256bit 256bit ?
メモリ速度 2.00GHz 1.75GHz ?
メモリバンド幅 256GB/s 224GB/s ?
TDP 150W 110W 75W 以下

データ引用元 : http://videocardz.com/61028/amd-announces-radeon-rx-470-and-rx-460 http://videocardz.com/61064/amd-polaris-10-and-polaris-11-specifications

 各 GPU のクラス分けの様な物としては

  • RX 480 : 1440p (2560x1440) の解像度で最高のゲーミング環境を
  • RX 470 : 1080p (1920x1080) の解像度で電力効率のよいゲーミング環境を
  • RX 460 : e-Sports と言ったゲームで究極的なソリューションを

 この様な物であるとプレスに書かれていた。

AMD Press

 以下、日本語訳を引用。(提供 : 日本 AMD 広報) (一部誤訳修正)

AMD、「Radeon™ RX」シリーズの全ラインアップを、E3にてプレビュー公開

「Polaris」アーキテクチャー・ベースのグラフィックス・カードが、高品質のエンジニアリングを実現、優れた性能、圧倒的なVR体験、将来対応の技術を提供

AMDは本日開催の「Electronic Entertainment Expo」(E3)にて、近日発売予定の「AMD Radeon™ RX」シリーズ・グラフィックス・カードの全ラインアップのプレビュー公開を行いました。今回新たに発表された「AMD Radeon RX」シリーズは、電力効率に優れ、洗練されたHDゲームを実現する「AMD Radeon™RX 470」グラフィックス・カードと、冷却性能と効率性に優れたソリューションとして、究極のeスポーツ体験を演出する「AMD Radeon™ RX 460」です。

「AMD Radeon™ RX」シリーズ・グラフィックス・プロセッサーは、さまざまなフォームファクターでPCゲーム業界を変革するために設計され、ゲーマーとゲーム開発者に対し、以下の3点をもたらします。
• 従来不可能であった価格帯で、多くの消費者にVR体験を提供
• 「Radeon™ RX」シリーズのパフォーマンスとclose-to-the-metal APIの組み合わせにより、ゲーム開発者の高品質かつリアルタイムなゲーム開発を促進
• コンソールクラスのGPUを、薄型で軽量なノートPCで実現

近日発売予定の「AMD Radeon™ RX」シリーズは、以下の特長を備えています。
• 優れた技術で高い性能を実現:「AMD Radeon™ RX」シリーズは、推奨小売価格300米ドル未満のGPUでは実現不可能であった、最先端のグラフィックスとゲーム技術を搭載し、一般のPCゲーマーやVRコンシューマーに対し、最新のエンジニアリングを提供します。「AMD Radeon™ RX」シリーズは、14nm FinFETプロセスに最適化された「Polaris」アーキテクチャーを活用しており、GPUとしては史上最小のトランジスターを採用することで、小型・薄型チップで優れた性能と電力効率を実現します。
• お手頃な価格で、圧倒的なVR体験を演出: 最低推奨小売価格199米ドルからの「AMD Radeon™ RX 480」は、最もお手頃な価格でプレミアムなVR体験を演出するソリューションであり、OculusとHTCによる高品質のPC VR体験をユーザーに提供します。
• 将来対応の技術:「AMD Radeon™ RX」シリーズは、14nm FinFETプロセス技術への初対応、高帯域幅メモリー(HBM)の初採用、低オーバーヘッドのゲーム用APIの初サポートなど、「Radeon™」のイノベーションの伝統を継承しています。これらの製品は、以下をはじめとする将来に対応したメリットを備えています。
>DirectX® 12およびVulkan™に対応
>HDMI™ 2.0b、DisplayPort 1.3/1.4などのサポートにより、HDRディスプレイに対応。アクセラレーテッドH.265エンコーディングとデコーディングを備え、10ビットの4K/60FPSによるスムーズなストリーミングやレコーディングを実現
>Radeonソフトウェアにより高い性能、安定性、コントロールを提供

記事の続き

AMD Radeon RX 480, 470, 460 の情報をスライドから読み解く
 日本 AMD より Polaris に関するスライドをご提供頂いたので、昨日掲載した記事これを補足する形で執筆していたが、長くなったので別記事としてまとめた。

記事更新履歴

  • 2016/06/15 – 記事全体に見出しを付けつつ加筆修正を行った。
著者プロフィール
ぶっち

本格的に PC へ触れ始めてたのは 1990 年位から。
興味は PC 全般。OS は Windows と Linux などを嗜む。
プログラマやネットワークエンジニアを経てフリーに活動している 40 代も後半に入ったおじさんです。

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